昨日は、音楽教室で、アドリブパートの採譜をしました。

前回からはじめ、ようやく16小節できました。

ホホホ……。

たまりませんね。

曲は『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。

アルトサックスでのキーはDです。

いつも練習しているのは、アルトサックスでのキーはAです。

少しずつですが、自分がしたいことに近づいている気がして、たまらなくうれしく思います。

 

久し振りに牧山純子さんのアルバムを聴きました。

名盤だと思います。

『ルチア~スロベニア組曲』というアルバム。

デビューしてからずっと追いかけているアーティストのひとりです。

彼女のヴァイオリンは、これ見よがしなところが一切なく、心に響きます。

真摯に向き合う姿勢が、聴く側にもひしひしと伝わってきます。

個人的には、姿勢的に諏訪内晶子さんと重なります。

同じような匂いのようなものを感じます。

辺境的ではありますが、例えば、前橋汀子さんは、アンネ・ゾフィー・ムターに。

チョン・キョンファは、ヒラリー・ハーンに、と……。

枚挙にいとまがありませんが……。

 

ジャンルに囚われることなく、適度な緊張感を持った素敵な音楽が心地よくスピーカーから流れてきます。

都会の夜ではなく、庭で行われるティーパーティのような趣。

『ミストラル』というアルバムでは、サティの有名な『お前がほしい』を演奏しています。

ピアノとは違い心の襞に優しく添ってくれる感じです。

サティの『お前がほしい』を初めて聴いたのは、中学生の頃。

加藤和彦さんのアルバム『ベル・エキセントリック』の最後に収録されていた演奏です。

ピアノは坂本龍一さん。

そう思うと、音楽に垣根はないですね。

Music is My Life