以前、3歳までに身につけたい動きのうち、『貼る』について書きましたが、今回は『掛ける』を振り返りたいと思います。

『掛ける』を身につける

0-3歳は上記のブログで挙げた生きていくのに必要な基本的な動きを習得する大切な時期。一つ一つの動きを何度も繰り返すことで子供は動きを身につけていくんですね。
改めて『掛ける』を振り返ってみると、コートを掛ける、鞄をフックに掛ける、鍵をキーハンガーに掛けるなど、掛ける動作も日常に溢れています。大人には当たり前のこの動作もまだ手の動きを上手にコントロールできない子供にとっては難しい動き。


参考にした本で紹介されていた掛けるを習得するための動きは

フック掛け→バナナフック→輪ゴムかけ→パターンボード

でした。


我が家の『掛ける』お仕事

家では2歳9ヶ月ごろに画鋲にビーズで作ったネックレスを掛ける、から始まりました。


その後、ブレスレットの整理も兼ねてアクセサリースタンドを購入しました。


紹介されていたバナナフックとディッシュスタンドが見つけられず、そのまま2歳10ヶ月ごろにはパターンボードへ突入。

最初の頃は写真下のようにただただ輪ゴムを伸ばして掛ける、ことが精一杯でした(上の三角と四角は母作)


2歳11ヶ月ごろには三角、四角などを認識するようになって、色々な形を作るようになってきました。

娘の反応と変化

画鋲に掛けることは割と簡単にできたように思います。それ以上に画鋲を外すことのほうが楽しかったようです。

そのあと、ビーズのブレスレットを作ったのと、私のアクセサリーが気になるようだったので、アクセサリースタンドを置いてみました。フックのようにゆらゆらすることはないのですが、手が当たって他のものが落ちてしまうなどあり、集中力が必要でした。

パターンボードはゴムを伸ばすことがまず難しく、さらにそれを掛ける動作が加わるので思うようにできないこともありました。慣れてくると用意してある輪ゴムを全部パターンボードにかけていくようになり、さらに形が作れることに気付いてからは三角形などを作ったりしていました。


次にやること

最近は掛けるお仕事への熱意が落ち着いてしまったように思います。日常生活の中ではハンガーにかけた洋服を物干し竿に干すのが好きで、よく抱っこしては掛けてもらっていました。

そろそろ幼稚園でいう年少さんになるので、次は洋服をかけたハンガーを掛けてしまう、を練習していきたいと思います。

あとは玄関にネームカードと鍵をかけているので、これからはこちらも娘にお願いしようと思います。