ぽっかり と
漂いたくなるような・・・
そんな海と 空の 途中
何処に浮いているのか
そんなこと
どうでも良くなるくらい・・・の
こんな空と 海の 日・・・・・
ガラスの水面(みなも)を
そっと
そっーと
そぉっと
ちいさな船が
白い しぶきを
残していったのでした
空の色が
こぼれてきた カップの中・・・
静かに 静かに
時が 沁みて
やがて
さらさらと さらさらと
流れていったような・・・
そんな
海の午後・・・
赤いスイートピー
きっと いい日
Saf
written by Safran
photo by Safran