オリンピックが終わりました。

 

閉会式、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁ。

 

外国人に日本の文化を紹介するなら、さんさ踊り(盛岡)や竿灯(秋田)など、音やビッグアイテムで勝負すれば間違いないと思うのですけどね。

 

ねぶた(青森)なんかも、きっと大喜びしてもらえたと思います。わかんないけど。

 

 

 

 

それにしても、メダルの数が凄かったですね。

 

僕は、野球でアメリカや韓国に負けなかったのがすごく嬉しい、かな。

 

3年後はどんな大会になるんでしょう。

 

さすがに3年も経てば、コロナも終息してみんなで肩を組んで応援できるようになっていればいいですね。

 

 

 

 

オリンピックのお陰で増えた、盆休み。

 

たまには、自宅の方に目を向けてみることに。

 

 

 

 

まずは、アトリエにある余った木材で、レコードプレーヤーの屋根を作りました。

 

ベニヤ板に板をトントンカンカンと打ち付けた、だけ。

 

プレーヤーのカバーが樹脂なので、うっかり上に物を置くと割れてしまう危険性があるからですが、これを作ってから、むしろ安心してテーブルとして使えるようになりました。

 

ちょっと、レコードの交換が面倒にもなりました、が…。

 

 

 

 

庭の方。

 

コーヒーの自家焙煎小屋の屋根の修理を。

 

春になり、「なんか雨漏りするなぁ…?」、と思ったら、屋根のトタンが割れてました。

 

どうやら、長めに張り出していた部分に屋根から雪が落ちてきて破壊してしまったようです。

 

今度は短くしたので、たぶん大丈夫、…じゃないかなぁ。

 

雨漏りはカビ発生の原因になるので、気を付けなければいけません。

 

 

 

 

ナチュラル・ガーデン。(…ほったらかしの庭。)

 

先日までの長期出張の間に、お気に入りの薔薇たちがすっかり病気になってしまっていたようで。

 

どうも、毎年黒斑病に悩まされます。

 

葉っぱが健全じゃないと、植物はちゃんと成長できません。

 

が、今年庭をほったらかしているのは、庭の生き物の生態系を維持するためになるべく薬剤を使わないようにしているため。

 

う~ん、生き物をとるか、薔薇をとるか…。

 

 

 

まぁ、でも、薔薇だけはしょうがない、かな。

 

病気の葉っぱを取り除いたら、ほとんど丸裸になってしまいました…。

 

薬剤を、風で広がらないように気を付けてスプレーで吹きかけ。

 

治ってくれないかなぁ、薔薇の病気。

 

 

 

 

頑張って?ほったらかしている成果、でしょうか。

 

今年はキアゲハの幼虫が結構多いです。

 

幼虫は色んな葉っぱを食べられるのだと思いますが、見ているとどうやら、生まれてからサナギになるまで同じ葉っぱしか食べないご様子。

 

ウチの場合はミツバばかり食べていますが、上の写真の子、これはミツバではありません。

 

なぜここに来たんだろう?、下に下りればたくさん生えてるのになぁ。

 

無事に大きな羽を広げてくれればいいなぁ。

 

 

 

 

 

さて、今日はコレクションしているオールドノリタケを実際に使ってみたカンジ、の話。

 

 

 

 

現ノリタケカンパニーが100年前に生産していた、通称オールドノリタケ。

 

将来開業するカフェでも何か使い道があれば、と思い、使い心地を検証中です。

 

普段よく使っているのが、この2つ。

 

当時の英国への輸出向けの、ポットとカップ。

 

使い込まれて金彩が剝がれている部分がありますが、花柄がとても綺麗なお気に入りです。

 

どちらもキズものなので遠慮なく普段使いにしていますが、ドレスデン調の薔薇模様や金彩など、当時の美しさが今でも輝いています。

 

これを、週末などの休日に、1~3回/1日の頻度で、2年半、実際に使っています。

 

 

 

 

別にオールドノリタケを使ったからコーヒーが美味しくなる、と言う訳ではなく、問題は使った後の洗浄。

 

あるとき、英国の販売者さんからオールドノリタケを買いました。

 

海外から届いた、と言うことで、まぁ、一応食器洗剤で洗った訳ですが、その事を販売者さんに伝えると、「洗うのは…(中略)やめて下さい!」、と怒られてしまいました。

 

その人が言うには、「必ず中性の洗剤で洗って…英国製のナントカって言う洗剤が良いと思いますが、日本では手に入らないかもしれません。…」、云々と。

 

 

 

 

オールドノリタケには大きく2つのタイプがあります。

 

1つは本当に使える実用的なタイプ。

 

もう1つは、外貨獲得のための工芸品に近いもの。

 

たとえば、

 

この様に細工がなされているものは、白い部分がコーヒーで染まっちゃいそうで怖いです。

 

また、洗うとスポンジが引っかかって模様が取れてしまいそうな気も…。

 

あと、こんなやつ。

 

カップの内側に画付けされているので、コーヒーや紅茶のシブが付いてしまった後、ハイターするのにはかなりの勇気が必要、ですよね、やっぱり。

 

 

 

 

と言うことで、普段使いには最初の写真の花柄の2つを使ってる訳ですが、面白いことに、状態が悪くなるどころか、洗えば洗うほど艶がでて逆に美しくなってきているような気がします。

 

考えてみると、100年前の当時の食器洗いと言えば、ヘチマや硬いコットンなどで洗ったり拭いたりしていたでしょうから、それなら次第に表面が削れて金彩などが剥がれたりもするかと思います。

 

でも、現代の柔らかいスポンジや高吸収の柔らかい布巾でなら、金彩や図柄を落とすことなく表面を綺麗に磨くことができる、んじゃないでしょうか。

 

あと、状態の悪化に洗剤は関係ない様な気もするなぁ。

 

 

 

 

前出の販売者さんが何を根拠に「洗うのはいけない」と言ったのかは分かりませんが、少なくとも、食器洗剤で洗ったくらいで状態が悪くなるほどオールドノリタケの図柄はヤワではない、と僕は思います。

 

そんな訳で、お店ではどんどん使ってみようかな、と。

 

お店で出すコーヒーはオールドノリタケに注ぎ、当時の日本の技術やデザインを知って頂いて見て頂いて、アンティーク食器の話題に花が咲けばいいかな、と思います。

 

 

 

 

 

コーヒー豆が無くなりました。

 

ちょっと暑いけど、今日も頑張って自家焙煎しなきゃ。