朝の最低気温、4℃、の盛岡地方。

 

冬?

 

そんな冷涼な気候ならではですが、この時期、リンゴの花が満開で見る目を楽しませてくれています。

 

桜の次は、リンゴ。

 

秋には、ここにたくさんの真っ赤な実がたわわに実るんですね。

 

 

 

まぁ、地方はどこも同じなのかもしれませんが、食べ物・飲み物、どれも美味しいものばかりです。

 

昨日買った、日本酒。

 

なんと、市役所の企画で、地元の酒造が生産しているのだそうな。

 

品質も結構本気で、香りの良さが絶品!です。

 

ちょっとお高いのでそんなにしょっちゅうは飲めませんが、良い酒を飲ませて頂きました。

 

 

 

 

ちなみに、銘柄の「鞍掛山」、とは、岩手山の中腹にある小高い山。

 

なんでその山の名になったのでしょう?

 

 

 

前回、ウチに家族が増えた、なんて記事を書きました。

 

まぁ~、賢くて大人しく、捨て犬だったワリにはとても良く出来たワンコです。

 

が、体力が余ってるのか、いたずらも大したもの。

 

人がいる時間帯は僕のアトリエにいて、ドール・チェアを作る僕の傍でソワソワしてますが、昨日は、塗装用のハケを食べられてしまいました。

(ちょっとピンボケですが。)

もう、歯型でボロボロ…。

 

どうしてくれるねん…。

 

 

 

ワンコには、ヒナちゃんと名付けました。

 

その内、生地をUPしたいと思います。

 

 

 

 

さて、春になり、久し振りの、ボランティアへ。

 

市内を流れる川沿いに、防災のための遊水地を作る、ってなワケで、いままでそこに生息していた希少種の植物を守る活動をしています。

 

今年、メインテーマになりそうな作業は、希少種の植え替えと、「ビオトープ」作り。

 

今日は、汗をダラダラかきながらの、穴掘りでした。

 

 

 

それにしても、今日は随分と人が集まったな~。

 

いつものメンバーに、新入りさん、県立大学のチームも加わってました。

 

 

 

時間になり、現場へ。

 

一部の林野が原っぱになってて、ビックリ。

 

自然を守る作業をしていると、こうして樹木が伐採されたのを見ると、ちょっとドキッ、とします。

 

こうなると、生態系が随分と変わってしまうんです。

 

 

 

そんな事を思いながら、まずは、自然観察。

 

天然のサクラソウが丁度見ごろでした。

 

地味ですが、見事に咲いてて嬉しかったです。

 

まぁ、ウチの庭にも咲いてますけどね。

 

 

 

こちらは、珍しい、、ルリソウ。

 

瑠璃色の花が咲くことからその名が付きました。わかんないけど。

 

パステルカラーの小さな花が、星の様にポコポコと。

 

ホント、造成で消えてしまうのは、あまりにも勿体ないです。

 

次回の作業で、安全な場所に植え替える予定です。

 

 

 

川を見てみると、今年もいました。

 

カワシンジュガイ、と言って、大きくなると真珠を抱える様になる、立派な真珠貝です。

 

この貝、時期が来ると卵を放出しますが、その卵を下流のヤマメ(と言う川魚)が受け止め、上流へ上ったところで落ちて、川底に着床するのだそうです。

 

だから、ヤマメがいなくなったらこの生態系は、終わり。

 

また、大学の先生が言うには、幼少のカワシンジュガイが見当たらない、のだとか。

 

種を存続させるために、結構な綱渡り中の様ですが、今後、大丈夫なのかなぁ。

 

 

 

 

さて、ビオトープ作り。

 

大自然を満喫した後は、体で奉仕です。

 

いや~、掘ったな~。

 

写真は、小学生が手伝って掘った小さなタイプですが、僕が掘ったところは、3m×3mの粘土質の場所。

 

とにかく土(泥?)の重いこと!重いこと!

 

掘り終わった後は、みんな揃って達成感ハンパなかったです。

 

 

 

最後に、川から水を引き、今日の作業はここまで。

 

詳しくは知りませんが、深さとか大きさとか、色んなパターンのこうした人工の沼を作り、ビオトープとして、水辺の生態系の観察や保護をしていこうかな、と言うところです。

 

 

 

 

それにしても、メンバーももう少し若返らないものでしょうか。

 

50歳目前の僕が、「若いね~」、なんて言われてるこの状態…。

 

カワシンジュガイの絶滅前に、メンバーが朽ち果てそうです。

 

こういう活動に参加してると、ホント、人の大切さって言うのがよく解ります。

 

 

 

 

気が付けば、5月も半ば。

 

花でいっぱいの初夏も、もうすぐそこまで来ています。