語学学習のヒント | カフェで韓国語 CAFE-COREA通信

語学学習のヒント

ajisai


アンニョンハセヨ★
また梅雨が戻って来たようです。

CAFE-COREA では韓国語ネイティブと
マンツーマンレッスンを主に行っておりまして
会員様ごとにたくさんの出会いがあるようです。
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梅雨の時期思い出すのは、ソウルでのできごとです。
それは「韓国語」との出会いでした。

大雨が急に降って来て人々は慌てて、
散るように交差点を渡っていました。

私は韓国にワーキングホリデーで来てまだ日もあさかったので、
ソウルの町や人に慣れずにいました。

韓国の生活・言葉・人間との関わり方に
不安と緊張があったせいで、
韓国人と会話することさえ怖がってました。

車が慌ただしく歩行者を急かす中、
一人のおばあちゃんがたくさんの白菜を抱えて、
ヨタヨタ歩くんです。

いつもなら誰かが手を引いてあげるだろうこの国で、
みんな雨から逃れるために必死で
おばあちゃんに気付かなかったのです。

私は後ろから、おばあちゃんに駆け寄って
「白菜持ってあげますよ」と早口で言いました。

私の韓国語が下手だったか、聞き取れなかったのか、
おばあちゃんはまたもや交差点できょとんと足を止めてしまうものだから、
青信号が点滅して赤に変わった時、私はかなり焦りました。
(韓国に行かれた方は分かると思います。車優先社会なんで…)

危険を察知して、白菜をひったくるように右脇に
そして小さいおばあちゃんを左脇に抱え(!)
長い交差点を渡りきりました。


おばあちゃんを下ろすと、交差点で見ていた人々が
拍手をして集まってきました。
韓国の人は気持ちに素直ですから(^-^)

でもその時はそんな性格なんて知りませんから、
ただびっくりして、今度は私がきょとんとしてしまいました。

日本人だと分かるとさらに反響が大きくなって、
近所のキムパプ(海苔巻き)屋さんから店においで、
おごってやるとまで言われました。

おばあちゃんも何度も何度もお礼をしました。

私は用事があったので、皆さんに丁寧に断って、
おばあちゃんを途中まで送ってその場を後にしました。

それからでした。

私が韓国語を勇気を持って話せるようになったのは。

語学を必死に勉強したから自信があったわけでもなく、
ただ韓国人とふれることができて
もっとコミュニケーションが取りたかったからでした。
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第二外国語を操っている人は
みんなそのような「出会い」があります。

しかも完璧に話せる人ばかりではありません。
ただ、通じる喜びを知っています。

私はきっとそれが語学の醍醐味だと、
今日のような雨の日に思いました。
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皆さんもCAFE-COREAで
よい出会いがありますように★