①センター本番から自己採点まで


結構周知のとおり、わたしはセンターがすごく苦手でした。

それは現役のときからなんですが…12月のセンタープレでもふるわず、不安が残りました。


そして本番ー、、

まあそのときの記事見てもらえばわかりますが、2日目終了後すっごく落ち込んでました。会場は地元の国立大学だったんですが、帰りの直通バスの中で高校生の男の子たちが大騒ぎしていて頭のがんがんが止まりませんでした。東京事変の入水願いに感情移入してしまったり笑

浪人して初めて、くじけるかもって思いました。現役のときと同程度の点数しか取れていないんじゃないか…と心配で、自己採点の前に入ったお風呂でちょっと泣きそうだった(;_;)ただ、去年のあの程度の実力で足切り越えたんだから、今年も足切りはだいじょうぶなはずだとは信じていました。


[センター自己採点]

英語 190

listening 50

数① 87

数② 82

国語 171(46+50+38+37)

世界史 87

日本史 95

生物 71


合計783/900 (+lis50→833/950)


わたしは9割、少なくとも800点はとるつもりでした。実際、秋までのマーク模試の換算点では830点程度?も出していました。だからほんとがっかりして、ああこれはもうないなあ…って思いました。特に去年がさんざん難化難化といわれていたせいで、今年は超易化していたにちがいないと勝手に思い込んでいたので。。だから自己採点直後はみんなのブログもこわくてまわれませんでした。自分だけ取り残されてるだろう、って思ってました。


そしたら案外9割越えの人は多くはなく、わたしだけができなかったわけじゃないとわかりました。それでやっと安心して、次の日あたりにはもう吹っ切れていました。わたしは立ち直りの早さではそう簡単に負けはしません。




②出願校


わたしは自分で決めていた境目ラインを自己採点で超えられなかったので、後期東大への出願はとりやめました。意外とそのことにショックはなかったです。前期で決めるつもりでずっといたからなのかな。

以下、センターリサーチやデータネットの結果です。


☆東京大学/文科三類/前期

駿台C (Bライン-7)

河合B (Cライン+3)


☆早稲田大学/国際教養学部/センター利用

駿台、河合ともにC(ちょうどボーダーぴったりくらい)

☆明治大/文学部/日本文学科/センター利用前期5科目

駿台、河合ともにA

☆筑波大学/人文・文化学群/人文学類/後期

駿台、河合ともにA

☆国際教養大/C日程

河合でちょうどボーダー、駿台ははてな



ちなみに東大文三前期は、駿台のやつで

受験志望 248/1277

合算志望 414/1852

でした。

もちろん駿台データネットに全員が提出するわけではないとはわかっていましたが、これが大きく変動しまくることはないだろう、と踏んだわたしは自信が出ました。文三の定員は469人だから、要はこの順位をキープするだけでも合格できるかもしれないということ。そう思うと受かる気がしてきました。



以下、出願校(志望順)です。

・東京大学文科三類(前期)

・早稲田大学文学部(一般)

・早稲田大学文学部(センター併用)

・筑波大学人文・文化学群人文学類(後期)

・明治大学文学部日本文学科(センター利用前期5科目)

・早稲田大学国際教養学部(センター利用)


いちおうAIUのC日程の願書も書いておきました。




③早稲田本番


わたしは結構お祭り気分で、大隈重信像とか撮ってはしゃいでました←え

やっぱり私大はきれいだなあ…と思いました。あと、試験監督員が大学生の方々??っぽかったので驚きました。文学部の受験者は女子が多く、女子トイレが休み時間のたびに長蛇の列でした…


英語→国語→世界史の順だったんですが、英語でまさかの大失敗。。

ただし最後の記述は完璧だろうという自信があったので、落ち込まずに国語・世界史を終えました。

発表は2月26日だったので、東大入試へのモチベーションに支障をきたすことがなくありがたかったです。ただ、合格の確信は最後まで持てず、落ちてたら筑波の勉強だな…と考えていました。




④東大本番


これについて振り返るのはとてもしんどいけど…笑

これから東大受験をされる方には若干参考になるかもしれないので、よかったらお読みください(..)


2月22日に衣類や洗面用具などの、勉強とは関わりない受験用品(というか旅行用品)をボストンバッグに入れて宅配で東京のホテルに送っておきました。


24日の11時ごろ渋谷入り。ちなみにわたしは新幹線で東京から1時間くらいの場所に住んでいます(^^)

ホテルにチェックインできる時刻を訊きに行ってみると、前日に母が電話で問い合わせてくれたため早めのチェックインを可能にしてもらえました。電話してみる価値ありです!

わたしが泊まったのは渋谷駅に内蔵(?)されたホテルです。まあ特定できると思いますけど、それです^^奮発してくれた父に感謝。笑

渋谷はまあまあ行き慣れていたので、センター街のほうへ行ってスペイン坂のポムの樹までスムーズにたどりつけました。オムライスのチェーン店です。昼間の渋谷はどこもこんでたんですが、驚くほどここはすいていて、しかも12時前はドリンクが無料でつくという…おすすめです。笑

まあそれで若干食べ過ぎて(SSサイズなのに!)、あぷあぷしながらホテルに戻りチェックインしました。部屋はすごく高ーい(高さがね)場所で、かわいいデザインで、渋谷のスクランブル交差点あたりが一望できる最高のビューでした。

そのあとは、荷物の整理・勉強・駒場東大前まで一応行ってみる(とんぼ返りだったけど)・明日のごはん食べる場所探し歩く(朝食・夕食ついてませんでした)ということで忙殺されました。ちなみに夕飯はマークシティ内の銀座ライオンでナポリタン食べました。隣にいたのはおかあさんと一緒にいる東大受験生とおぼしき男の子でした。かなり東大入試についての講釈をたれていたので、ちょっといやでした。


また、わたしは直前まで勉強しているほうが安心できるほうのタイプだったので、やれることは全部やりました。具体的にはこの日、

・東大現代文2009評論『白』の復習(最も優れた過去問といわれます)

・漢文句形の確認

・古文単語の確認

・東大数学の過去問ときなおし(鉄緑会のやつで)

などをやりました。


そして25日ー、

朝はすぐ近くの吉野家の朝定食を食べました。吉野家なんてほとんど初めてだったけど…あっ、牛丼じゃないですよ、鮭の定食です笑

わたしは朝はパンとか麺だとものすごーくおなかが鳴ってしまう不便な身体なので、こうせざるを得ませんでした笑

あ、あとお昼はコンビニのおにぎりを買いました(模試のときと同じようにしました)


8:20開門、8:50までに入室だったんですが、8:04に駒場東大前に着く電車に乗りました。着くと開門前だというのに人だかりで、去年と同様ものすごい人数の応援勢が叫んでいました笑

開門まで並んで待ち、やがて入室。わたしは去年と同じ部屋だったので安心してのぞめました。ただし、去年は暖房がかなりきいて暑いくらいだったのに、今年は寒かったです。ひざかけ持っていってほんとによかったです(わたしすごく寒がりなので…)


えっと若干振り返ります。


◎国語

漢文から始めたんだけど、これ『得点奪取』で2回も解いた問題とほぼ同じだったっていう…ほんとにびっくりして、一種のトランス状態で解きました(いい意味ね笑)

古文も読みやすくてほんとによかったー。

評論も頭が冴えていて的確に文脈が把握できていく感じがした。

随筆はまったくわかりませんでしたが、わたしがわからなければみんなもわからないだろう、っていうよくわからない自信があったので気にしませんでした。

でも今年は国語の採点が厳しかったと聞くので、わたしもたぶんそんなとれてはいないと思います。そこまでの自信はないです(..)


◎数学

なんか1問目が簡単すぎて…?

問題が簡単なのか、わたしがなにか重大な勘違いをしてるのか、と恐ろしかったです。でも2012年度の第1問の例がある、と思って気にするのをやめました。

あとはよく覚えてないですが、「なにも思いつかない!!」っていうのはさすがになかったし、一応ほとんど埋めてきました。得点開示でひどかったら笑ってください笑


で、帰ってからは母に電話したり勉強したりでした。夕飯は大戸屋で食べました。


わたしはこの期に及んで英単語を頭にぶち込むという無謀な作業と戦いました。ほかには、

・リスニングひとつ

・英語のチェックノート見直し

・世界史のチェックノート見直し

・世界史年号(あやしいやつだけ抜粋し、東京に来る前日にルーズリーフにすべてまとめました)

・日本史の見直しチェック表(これもいろいろとあやしい部分を雑多に書き出したもの)

・内閣の確認

・JHB

・野島先生ご指摘の問題

をやりました。



そして26日になり。。

朝・昼ともに食べたものは前日と同じでした。

開門・入室締切は前日より10分ずつ遅く設定されており、わたしも少しゆっくりめに行きました。


◎地歴

世界史第3問→世界史第2問→日本史→世界史第1問で解いたと思います。

世界史の第3問に小論述がいくつかあり、ちょっと戸惑って出遅れました。そのあとは順調でした。もちろんわからないものもあったけど、お手上げ状態みたいなものはなくて安心しました。わたしの地歴の最大の課題は時間短縮だったんですが、時間はちょうどぴったりすぎて自分でも驚きました。

ただ、大論述ではメモを書き出したものの明らかに要素が足りず、20行もいかない…とあせりました。下書きしている余裕はないと判断したのでそのまま清書を書き出しましたが、最後のほうは水増しになりました。あんまりいい点数はもらえてないと思います。。

日本史は去年まったく解けず愕然とした覚えがあってトラウマだったけど、ちゃんと自分で採点基準的メモをつくりながら解くことができ、時間配分に関しては完璧でした。内容はどうか知りません(^o^)笑


◎英語

地歴が終わった時点で、よっぽどのことがなければわたしはまず合格する、と確信していました。でもその「よっぽどのこと」が起きてしまいました笑

英語はいつも英作文がいちばん得意なので最初に解くんだけど…完全に時間がかかりすぎました。その焦りを引きずったせいで、そのあとまったく英文が入ってこなくなりました。得点開示めっちゃこわい…模試ではいちおう年間通して得点源だったため、ショックは大きかったです。


こうしてかなり後味のわるい感じになってしまったのでした笑

終わったときの感触は、「受かったとは言えないけど落ちたとは思わない」という感じで。まあ考えてもしかたないと思い、不安な気持ちは若干残しつつその日は一緒に東大を受けた友だちと渋谷を散策して地元まで帰りました。




⑤合格発表とその後(?)

あっ、雑談っぽくなるので読まなくてもいいです笑


2月26日、渋谷散策を楽しんだので帰ってきたのは夜の21時くらい?でした。

帰ってから荷物を片づけると、わたしは早稲田の入試結果を調べるため携帯で電話をかけました。早稲田の受験番号をひかえて26日の朝9時以降東大のどこかで電話する手もあったんですが、東大を受ける日にそんなことしちゃいけない、と思いなおして一切を置いていきました(^^)あれです、現代文の『白』の「二本目の矢を持つな」って読んだばっかりだったから。笑


そして早稲田の文学部の合格がわかりました。

めっちゃほっとしたー!!わたしは早稲田の文学部ならべつに「ここがいや」みたいなものはないし、昔は漠然と憧れていたところでもあるので、これで自分の悲しくなるような入試結果は避けられた、と思いました。一般入試とセンター併用入試ともに合格でした。東大合格の絶対的自信などはなかったため、第一次振込みを母にしてもらいました。申し訳なし



3月の頭までは新生活準備のため連日外出、外出で動き回っていました。2年間ほぼノンストップで受験勉強だったため、いきなり自由を与えられても使い方がわからず。笑

3月に入っておなかを壊して寝込んでからは、徐々に休めるようになり今ではなまけものです笑


合格発表のことを考えると落ち着かなかったー、ほんと

自信は6.5:3.5だったのが6:4になり、最後は五分五分に落ち込むという…笑

でも3月9日の夜中、なぜだか明日の合格発表が楽しみな気持ちが頭をよぎりました。


そして10日ー、

前日眠れなかった、みたいな人を何人か聞きましたがわたしは爆睡でした。ていうか30分くらい死んでたかもしれません笑

当日は10時くらいに起きて、なんかよくわからないけど正午の発表までにかなりちゃんとしたよそ行きの服を着てはみがきを念入りにしました←何故

正午になり、発表…

1ページめで見つからずちょっと焦ったんですが、2ページめにつづいてることに気づき安堵笑

自分の番号を見つけたときはほんとに脱力でした。うれしいなんて思えなくてただほっとしました。

その後両親やまわりのたくさんの人が喜んでくれたので、それで初めて「うれしい」気持ちがわいてきました。

それからブログでみなさんにご報告。レタックスの合格通知書が届いたのは15時くらいだったので、写メはあとからupしました。




なんか長くなってしまった、なんだこれ笑

まあわたしがここでブログをやるのもあと少しだと思うのでご勘弁くださいな(゜゜)

次の記事で総括は最後です。長らくお付き合いくださりありがとう(^o^)