麻を身に着けると、背筋がシャンとするような、
着ていても気持ちがいいので、身につける機会が多くなりました。
気の通りも良いような感じです。
普段、チャラポラリとしている私でも、多少はキリッとすると
いいましょうか(`ω´)ゞ (←この顔つきの時点で却下ですね。)

今回、麻処さあさ さんで出会った麻製品はこちら♪
 
黒色の麻の手ぬぐいは、麻炭染めで、一枚、一枚、さあささんの
手染めです。真っ黒ではなく、墨色。
ここ数年、衣類で黒を着ると似合わないような気がするので
黒を買うことはないのですが、これはチャコールグレーで、上品な感じ!!
男性でも汗拭きで首にかけていたら、かっこいいだろうなぁ♪♪
みつろうさん、かけてーーー(^▽^)ノ

白いのは自分で染めてみようと思いまして、買ってみました。
最近、栗の皮で煮出した染物を写真で見て
桃色のような淡いピンクで感激しました!
中身は秋の味覚でいただいて、いつもだったら捨ててしまう
皮で秋の色を見られる・・・自然からの贈り物はたくさんあるのですね。
栗拾いの機会があるか、八百屋で買うか、はたまた到来物があるか
楽しみです(^^)  (余談ですが、「到来物」という言葉は向田邦子を思い出させます。夏の終わりにひっそりと姿を消す水羊羹とかね、向田談義も止まらんです)

麻模様のストラップは、麻紐は栃木県で麻栽培をされている
麻振興会の会長さんところのだそうです。
木細工の形は麻の葉紋章で、雪の結晶みたいでとても可愛らしい!
六角形の中に麻紋が入っていて、六角それぞれの先に、また六角形があるという、六芒星の見事なデザインと、木細工の伝統技がすばらしいです♪
「お麻もり」という名前通りの風格がありますよ☆

あとね、右にあるのは麻のふんどしなんですよ。
結構いろんなところで、さあささんの麻のふんどしは見かけます。
一枚一枚、手作りで作っておられました。
きれいな縫製に感動です!
紐の先なんですが、腰紐がスルリと落ちてこないように
写真のように止め縫いがしてありまして、さあささんのやさしさ、
思いやりを感じます☆
使う度に、心が温まります。
 

ところで、ふんどしって履いたことありますか?今は女性でも、特に
若い子が履くようになりました。
最初、イメージが男性のお祭りだったので躊躇したのですが、太ももの内側の血流をパンツのゴムで止めないほうがいいと教えてもらいまして、時々履くんですよ。腰で紐を締めると、気合いが入るというか、丹田に力が入る感じでいいです。
本当にリンパは大切!!血液の流れをよくすると、本来の体になる感じです。

今回、とても感動して忘れられないのが、麻炭で作った墨です!!
書道で使う墨で、さあささんが作られた麻炭を奈良の墨職人さんに
依頼して、一つ一つ手作りで作られているそうです。
 

この麻墨、とても香りが良く、香りだけでも邪気払いになる感じがしました。
とても大切なもののような感じがして、触るときも少々緊張しました。
この白魚のような手は友人の手です。私の手は関取と言われるので
お見せできません~。ごっつあぁんですっ( ̄▽ ̄ )

 
 
以前、麻炭の会で出会った国立市の書家、宙子(みちこ)先生が
この「ますみ」を使って作品を書いておられました。
お人柄もとても素敵で、心と同じぐらい素敵な書を書かれています。
麻墨だけではありませんが、書作品をご覧ください♪
書の楽しさが広がります!
http://michiko-sho.com/gallery.html

赤ちゃんの命名書には、麻墨、麻炭パウダー、麻の和紙を使って
麻の持つエネルギーを確信して、願いや祈りを込めて書かれるそうです。
http://michiko-sho.com/works.html

紙は岐阜県美濃市という地域で作られた和紙で、昔から美濃和紙といいまして「こうぞ」という繊維を使った和紙が盛んなところがあります。
そこの職人さんが麻の繊維で和紙を作られて、それを使って作品を書いていらっしゃいました。
もともと伊勢神宮などの御札などは、麻の皮で作られたものだったそうです。
伊勢神宮の御札のことを「神宮大麻」といいます。
ぜひ、大麻ですいた和紙も復活させてもらいたいです。

麻の和紙に書く麻墨の書。
飾っているだけでもエネルギーが放出してきそう!!
「ますみ」本当に素敵でしたよ!
買って帰ったのですが、書を趣味とする母が興味を持ったのであげました。
何やら、とても神聖なものに思っているらしく、書かずに神棚に置いています。飾らずに書いてください。。。

今日も、皆さんにエネルギーがたくさん降り注ぎますように*:..。o○☆