どうも、エリクシルの粕家です。
皆さんにご報告がございます。
当店のチーフ下平薫ですが、
この度ウイスキープロフェッショナルに
合格しました~!
これも普段から皆さんにご贔屓いただいている
おかげでございます。
この場をかりて感謝申し上げます。
ありがとうございます!
下平も更に上を目指しているそうなので、
これからも応援宜しくお願いします。
ご報告はさておき、今回のウイスキーは。
『キングスバーンズ』
KINGSBARNS
スコットランドはローランドに
2014年創業のキングスバーンズ蒸留所
のニューメイクになります。
こちらはビジターセンターで
販売されているものなのですが
次にリリースされるのは2018年ですので
今のうちに、この熟成していないものを
試して、新作を想像して待ち望みたいものです。
特徴としては背の高いランタン型ポットスティルで、
とても長いラインアームになっております。
ライトなものを造るのには適した形ですね。
ローランドらしく当然ノンピートです。
現在モルトは外注ですが、
そのうち製麦もしたいそうで、
その時は木炭使ってくれるのかなぁ。
んあわけあるかいと、
思ったりしています。笑
スピリッツのアルコール度数は約72%、
これを樽詰め時に63.5%に
度数を下げて詰めます。
てなわけで今回のニューメイクは
樽詰め時の度数なんですね。
度数が高いので判りにくいですが
加水したものと、しないもので試したところ
とてもモルティでフローラル、
若いグラス、マジパン。
ライトでクリーンな感じでした。
実にローランドモルトっぽい造りです。
今回試したみた感じですと
これは樽熟成したものも期待感があり
楽しみです。
ローランドモルトは繊細さゆえに
どうしてもスペイサイドやハイランド、アイラなどの
他の地域のモルトに比べ個性が無いだのと
色々といわれがちですが
そんなことはありません。
とても繊細で、草花の香りや、麦の風味、甘みを
大切にした造りは、とても素晴らしいのです。
これは充分個性的です。
やさしいウイスキーですので
味を引き出すには時間がかかりますが
じっくりと付き合うと永く愛せるウイスキーです。
刺激的なウイスキーもいいですが、
穏やかで安静なウイスキーも良いものです。
まだローランドモルトを色々試したこと無い方は
この機会に試してみて下さい。
実は当店、以前からローランドモルトに力を
入れてきているので、いらした際は聞いてみてください。
ローランド地方は色々あって、蒸留所が少ないですが
近年は増えてきている動きがみられます。
今後が実に楽しみなんです。
ちなみにキングスバーンズは
資金面も設備面も潤沢なようなので
安心でしょう。
経営理念と地元とが繋がっているので
より強固ですね。
2018年が楽しみです。
樽はなにかな~。
それではまた。
粕家
Cafe Bar ELIXIR