『THE MALTMAN・BEN NEVIS 1996 17Y』 | Cafe Bar ELIXIRのぷかぷか喫煙所。

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新宿にあるウイスキープロフェッショナルとシガーソムリエが居るBARです。

どうも!大変ご無沙汰しております。


エリクシル粕家です!


最近は暑くなってまいりましたね!


当店もサマーカクテルが、頻繁にご注文頂く季節になって参りました。


皆さま如何お過ごしでしょうか。



相変わらず私共、お店の方は変化、変化と常に状況が進化中ですが・・・。


ネット情報が、全く追いついていなくて申し訳ないっっ!!


ごめんなさいっ!



このブログに関しても一カ月以上の放置という有様。


かさねがさね、ご容赦頂きたく存じます。



なんとか時間を捻出してネット情報を増やしたいと想う日々、


頑張ります!なんとかします!



まだまだエリクシル、若手の新参者ですので,、暖かい目で見守ってやってくださいませ。


皆さんが楽しめる素敵なBARになります!


応援宜しくお願いします!!



いやいや、前置きが長くなりまして申し訳ない。


それでは、いつもの素敵ウイスキーのご紹介!!


今回はこちら↓





『THE MALTMAN・BEN NEVIS 1996 17Y』


(ザ・モルトマン  ベン・ネヴィス1996 17年)


49.3度   フィノシェリー樽




さて今回はベンネヴィスです。


ベンネヴィス蒸留所は、西ハイランドの中心地、フォートウィリアム地区。


蒸留所名は、この地にそびえるイギリス最高峰の山から頂いたもの


(ベンネヴィス山 標高1344M)


仕込み水は山頂から流れてくるオルトア・ヴーリン川から引いています。




創業は1825年


創業者は、この地で「ロング・ジョン」の愛称で親しまれていた


ジョン・マクドナルドさん。身長が193㎝の大男だったそうだ。


ブレンデットウイスキーでロングジョンという銘柄はこれにちなんだものです。



ジョンの死後もマクドナルド家が創業を続けたが


1920年代にシーガー・エヴァンス社がオーナーになり、


その後1944年にジョセフ・ホッブスさんに買収されることに。



このホッブスさんアメリカ禁酒法時代にカナダでウイスキー製造をして大儲け!


だが、なかなか上手くは続かないもの、事業に失敗し


その後はスコットランドでいくつかの蒸留所のオーナーになる。



ホッブスはベンネヴィス買収後、面白い試みをする。


従来のポットスティル(単式蒸留器)の横にパテントスティル(連続式蒸留器)を設置し


モルトとグレーンを同時に生産できるようにしたが、この試みは結局失敗に終わる。


2年後、パテントスティルは取り外されることに・・・。



ホッブスの死後、1981年にはウィットブレッド社がオーナーとなるが


生産は1983年に停止する。



その後1989年にニッカウヰスキーが買収することとなる。


翌年1990年生産が再開されることとなる。



ポットスティルはストレートヘッド・初留・再留×4基





さて今回の


『THE MALTMAN・BEN NEVIS 1996 17Y』



(ザ・モルトマン  ベン・ネヴィス1996 17年)


ですが、



熟した桃の香り、シェリー由来のウッド香、モルティな香り。


飲んでみると、豊富なトロピカルフルーツフレーバーと程よいタンニン。


余韻が長く、かすかなスパイスの心地良さ。



しだいにウッド香が、どんどん強くなり、どっしり感が出てくる。


心落ち着かせるフレーバーと、タンニンと甘味の良い塩梅。


アプリコット、こしょう、微かなレザー感。



最初から最後まで続く、素晴らしい樽香と


あましょっぱさとスパイシーが楽しませてくれる。




是非ともオフィシャルボトルのスタンダードな


ベンネヴィスを試してみてから飲んでもらいたいです。


元々のベンネヴィスの良さを、更に昇華させているのがよくわかります!





オフィシャルボトルもじっくり試してみると、凄さが実感できますよね!


ウイスキーは実に楽しい!



それではまた。


                      粕家





Cafe Bar ELIXIR

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