『KNOCKDHU・21Y』 | Cafe Bar ELIXIRのぷかぷか喫煙所。

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新宿にあるウイスキープロフェッショナルとシガーソムリエが居るBARです。

ども。エリクシル粕家です!


さて4周年フェアも残すところ1週間くらいとなりましたが


フェア商品、最後の一本をご紹介します。



モルトウイスキー好きには是非一度はお試し頂きたい一本です!


では、どん!




『KNOCKDHU・21Y』


(ノックデュー21年)



これも今となっては貴重な品となりました。


しかも旨い!これはいいですよ~。




ノックデュー蒸留所の創業は1894年。


ディスティラーズ・カンパニー・リミデット(DCL)社が (現ディアジオ社)


建造した最初の蒸留所になります。



1892年にジョン・モリソンが、ノック丘とその近辺の土地を購入。


丘には驚くほど清らかな、素晴らしい泉が湧いていたのが決め手だったそうです。



それもあってDCL社はモリソン氏に土地権利の買い取りをさっそく交渉。


モリソン氏は即座に快諾したそうです。


やはり、良い酒には良い水が不可欠ということですよね~!





蒸留所は灰色の御影石を使って建築され、当時としてはモダンでデラックス


目をうばわれるような素晴らしさだったようです。


新たに鉄道駅が設けられ、蒸留所まで引き込み線が敷かれたことからも


大事業だったことが伺いしれます!






以来約100年に渡り、ブレンデットウイスキーのヘイグのキーモルトを生産してきたノックデュー。


しかし戦争と不況により1983年に一旦閉鎖されてしまいます。



五年後の1988年、インバーハウス社の子会社が買収。


翌年1989年には操業再開となります。


そして新オーナーからはシングルモルトの販売に力を入れていくこととなるのです。





ポットスティルはボール型で初留、再留の1基ずつ。


発酵槽は以前はオレゴン松を使用、現在はステンレス製となります。





ノックデューの生産方法は、今日までほとんど変わらず伝統的に造られております。


その蒸留工程はノックデューを誇りに思う人々により、受け継がれた工程でしょう。


ただひとつ変わったことといえば酒銘が変わったこと。



同じような名前のモルトが多く、紛らわしかったので


1993年に『AN CNOC』 (アンノック)という酒銘に変わりました。



今のアンノックと以前のノックデュー、飲み比べて歴史を感じられたら


楽しいですよね!




それではまた!


                粕家



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