CASK & THISTLE 『Glentauchers 20y』 | Cafe Bar ELIXIRのぷかぷか喫煙所。

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新宿にあるウイスキープロフェッショナルとシガーソムリエが居るBARです。

みなさん、お元気ですか!エリクシルのかおりです! ( ̄▽+ ̄*)キラーン



さて今回ご紹介いたしますモルトウイスキーは、こちら。





ででんっ!



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カスク&シスル 『グレントファース20年』 です!



グレントファース蒸留所の操業は1898年。


デュワーズ社、ジョン・ウォーカー&サンズ社と並んで


当時ビックスリーと云われた (タモリ・たけし・さんまではない。)


ブキャナン社の創業者、ジェームス・ブキャナンによって建てられた。




ブレンデットスコッチウイスキー 『ブキャナンズ・ブレンド』


(後のブラック&ホワイト)


向けにモルトウイスキーを供給することを目的としており


ウイスキーブレンダーに過ぎなかったブキャナンにとって


これが初の蒸留所ベンチャーであった。




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このブラック&ホワイトの成功によりブキャナンは


ウーラ・ヴィントン卿という貴族に叙せられている。




1923年から25年にかけて大改修工事が行われ


このときヴィクトリア期の著名な建築家チャールズ・ドイグが


レンガ造りの美しい熟成庫を設計。


(ドイグが関わった蒸留所は正確には解らないが100とも云われている)


更に1965年に蒸留所の建物は新しく建て替えられた。




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80年代のウイスキー不況の影響で1985年に閉鎖。


その後、1989年にアライド・ディスティラリー社が買収して


操業が再開された。




ブラック&ホワイト以外はロイヤルハウスホールドなどの


モルト原酒として使用され、オフィシャルボトルは


販売されていない。




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さて、『樽とアザミ』 を意味する 『CASK & THISTLE 』 (カスク&シスル) の


『Glentauchers20y』 (グレントファース20年) 




レモンキャンディーのような甘い香りと、ほのかなピート香、


麦芽の甘さとフルーティーな爽やかさが広がり


フィニッシュは柔らかく甘口で、しだいにスパイシーさを感じる。



今日まで続くスコッチウイスキーの歴史と


ブキャナンの功績を支えたウイスキー


感慨を込めて味わいたいものですね。



かおりでした。(⌒¬⌒*)




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