みなさん、お元気ですか!Cafe Bar ELIXIR のかおりです。(=⌒▽⌒=)
今回ご紹介するモルトウイスキーはこちらです![]()
『ディスティラリーコレクション・スペイサイド17年 シェリーバット』
ズンっ!
では取りあえずは、テイストの説明は置いときまして
スペイサイド蒸留所の概要をば!
スコットランドはスペイ川の最上流部、キンユーシーの町から2キロほど下った
木立の中にあるスペイサイド蒸留所。
スペイサイドを名乗っていますが、現在の区分としてはハイランドと云うことになります。
1895年、バリンダルロッホ城の城主サー・ジョージ・マクファーソン・グラントによって創業。
当時の金額で2万ポンド近い大金をつぎ込んだが、彼自身の死によって1911年に閉鎖![]()
そこで、現オーナーであるジョージ・クリスティーが残された一切の設備・器具を買い取り
さらに所有していたストラスモア・グレーンウイスキー蒸留所の株式を売却して
現在の土地を購入!
半世紀近い氏の夢であったというモルトウイスキー蒸留所の建設に至った![]()
驚くべきはその建築方法だ!古代の伝統的建築技術をもった石工職人アレックス・フェアリーに
よって、石を一つずつ積み重ねて造られたのだ!!
たった一人で、全てを手作業で・・・・・。
資金不足やウイスキー不況もあいまって、1962年の建設開始から
約25年の時を経て蒸留所は完成した・・・・!
そして1990年12月、2基のポットスティルから勢いよくスピリッツが流れ出した。
スペイサイド蒸留所、誕生の瞬間である!!
蒸留所は300年続いたこの水車小屋の隣に建っている・・・。
さて今回のスペイサイド17年ですが、
熟成にシェリー樽を使用しており、シェリーの甘い香りが特徴的で
加えて樹液っぽさ、メープルシロップのような甘さがあり
ナッツのような風味も感じられる。
余韻は長く、甘口で柔らかい。
幾多の苦難の末 やっとの思いで完成したウイスキー。
ぜひゆっくりと、じっくりと味わいたいものですね・・・・・・。
かおりでした。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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