ああ、杏仁豆腐のやつだろ・・・・・?? | Cafe Bar ELIXIRのぷかぷか喫煙所。

Cafe Bar ELIXIRのぷかぷか喫煙所。

新宿にあるウイスキープロフェッショナルとシガーソムリエが居るBARです。

どうも!


最近は新しいグランドメニューをコツコツと作成している毎日の


カフェバーエリクシルのかすです。 (実は数ヶ月前からやってるけどねw)





ちょいとメニュー内容が、どっと増やすので大変でありますが・・・・あせる


当店はBAR初心者の方も多いので、更にわかりやすくする為に作成してるわけでして。


でも、マニアックなお酒大好きなお客さんも多いので、そこいらのバランスも大変!!ショック!





まあ、なんとかどちらの方にも楽しめる内容で仕上がってきたかなと・・・・・www


(ホントはBARだからメニューなしでやりたいのだけどね・・・・なかなか現実はむつかしいw)




あとメニューに載せないものも相変わらず、ぞくぞく入荷中ですアップお楽しみにw











さてさて、そんなメニュー作成中。


ふと気がついた私・・・。




「イタリアのあのビスケット食べたことないぃぃぃぃ~!!」





なんのこっちゃ??ですがw


イタリアに仕事で行っていた友人に、すぐ連絡!!


忙しいところ買ってきてと懇願音譜








そして買ってきていただいたビスケットがこちらパー(ありがとう!!Mちゃんラブラブ)



Cafe Bar ELIXIRのぷかぷか喫煙所。


こちら名前が『アマレッティ・ディ・サローノ』 アーモンド風味のビスケットです!!(ラッツァローニ社)





ラッツァローニ社はイタリアで最も古いビスケットメーカー


その歴史は18世紀にまでさかのぼります。


先祖の城を巡る紛争に嫌気がさしたラッツァローニ家の人々は


スイス国境近くのグリジョーニからサローノに移り住むことになるのですが


このサローノの食卓で重要な位置を占めていた食材がアーモンドでした。






この地の人々は、タルトや米料理、カラメルシュガーを使って


歯ごたえのよいお菓子などにしてアーモンドを十分に楽しんでいました。


冬になると、チロチロと燃える暖炉のまわりでのくつろぎの時間


老人たちはアーモンドをワインに浸しながら


若者たちに昔話を語り聞かせるという、のんびりした人情の厚い土地柄でもありました。

 





そんな頃、ミラノの枢機卿ベネデット2世が突然サローノに立ち寄るという


思いがけない出来事が起きたのです。






愛する枢機卿を歓迎するために村中大騒ぎとなりました。


ところが、予期せぬ大人数の一行に、村中のビスケットを持ち寄っても足りない始末


このとき大活躍したのがジュゼッペ・ラッツァローニという若者でした。





彼は荷馬車を駆ってフィアンセの家に向かい


前日に殻割りを済ませたばかりのアーモンドとフィアンセを乗せ


途中で新鮮な卵と砂糖を仕入れて村に戻り、さっそくビスケットを焼き始めたのです。






砂糖がダイヤモンドのようにきらめくカリカリした歯ごたえの香ばしいビスケットを


二人は“アマレッティ”と名づけました。





村の急場を救った“アマレッティ”は、枢機卿にもたいへんに喜ばれたことはいうまでもありません。


後に“アマレッティ・ディ・サローノ”の名で、このアーモンドビスケットは


イタリア中の人気を集めることになります。






まあまあ、そんな歴史あるビスケットなんですが


なんで私がこんなにも食いついたかと申しますと・・・。







こちらパー



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じゃん!!


『ラッツァローニ・アマレット』 アマレットのリキュールです!!





へぇ~名前一緒じゃん。そ~なんだぁ~・・・。って感じでしょうが


ただのリキュールではございません得意げ






こちら何がすごいって、先ほどのビスケットを砕いてお酒に浸透させたというもの・・・・・・・・?!!!目






へっ?なにそれ??


そんなんでいいの?って感じでしょうが


もちろん普通、リキュールってのはそんな造り方はしませんwwww


ほかのアマレットリキュールを見ても全く違いますwww







でも、いいんです!!!


なんせ元祖アマレットリキュールですから!!!!(笑)








そんなラッツァローニですが簡単に工程を説明しますと・・・・・・・・・・・






“アマレッティ・ディ・サローノ”ビスケットを比較的低温でゆっくりと焼き上げ


焼成後、細かく砕いて粉末にし、スピリッツに3か月以上漬け込みます。


浸漬の間に、スピリッツにはアーモンドの香りが溶け込んでいきます。


その後、さまざまな香草の抽出液をブレンドしてさらに熟成させ


ようやくラッツァローニ・アマレットは完成します。





今日、ビターアーモンドやビター抽出液を使った“アマレット”も多く流通していますが


アマレットの名はもともと「快いほろ苦さ(アマロ)を持つちっちゃな物」という意味で


ビスケットに付けられたアマレッティの名に由来するもの。





つまり“アマレッティ・ディ・サローノ”ビスケットを使う製法のみが


伝統的かつ正統的なアマレットということになります。





類似のものとは一線を画するユニークにして唯一の伝統的製法によるアーモンド・リキュール


それがラッツァローニ・アマレットです!!!!








Cafe Bar ELIXIRのぷかぷか喫煙所。





一緒に食べて、飲み比べると、まったくおんなじ味wwwwwwwww


機会があればお試しあれですな!!




歴史を感じながらのゆったり一杯。


食後には最高のひと時ですなぁ~wwwwwにひひ








ではまた。


ばいちゃ!!