ども。カフェバーエリクシルのかすです。
え~、みなさん御存じのように煙草を愛してやまない
煙草研究に無駄な時間をささげる、私かすですが。
先日ですね、いつものように事務処理を終え、書類を郵便局にて郵送し終えたあと
ふとフラリと引き寄せられるように、ご近所でもある「中野区立歴史民俗資料館」へ (無料w)
そしたら、ですね~!!
なんとビックリ!!!!
こんなお宝が!!!!!!!
なんじゃぁぁ~~!!!この不気味なものは~
とおもうでしょうが、これすべて煙草入れ(キセル用ですね)
更にアップ!!
いやいや、なんともオドロオドロしいですねぇ~
右から2番目の煙草入れは、なんとモノホンのカエルちゃんの皮で出来ております (ゲロッゲロッ)
いやぁ~まったく共感されないでしょうけど、嬉しかったですねぇ~!!
この出会い
実はですね、この不気味な存在は、以前から知ってまして一度は拝見したいなぁ~
なんて思っておったわけですよ!
ふらっと導かれてみたら、たまたま展示中だったわけでwwwww
ラッキーですな
これらの元々の持ち主さまは 哲学者「故・井上円了」さん
おおまかには、東洋大学を創られたり、哲学堂公園を創られた方です。
哲学堂公園。 (これまた近所w)
明治37年に精神修養の場として創立。哲学世界を視覚的に表現し
哲学や社会教育の場として整備された、全国に類をみない個性的な公園ですw
この写真の広場には、たくさんの猫ちゃんが昼寝をし、じい様たちが将棋をうったりしています
桜の季節なども、とても賑わう公園ですね。
さて円了さん、とても変わった方で、もうひとつの顔をお持ちでした!!
それはといいますと・・・・・・・。
「妖怪博士」!!!!!!!
迷信や妖怪からくる、火の玉、日月食、地震、蜃気楼などの不思議を研究しました。
円了さん曰く
科学では解明できない妖怪を「真怪」、
自然現象によって実際に発生する妖怪を「仮怪」
誤認や恐怖感など心理的要因によって生まれてくる妖怪を「誤怪」
人が人為的に引き起こした妖怪を「偽怪」と分類し
例えば仮怪を研究することは自然科学を解明することであると考え
妖怪研究は人類の科学の発展に寄与するものという考えに至った。
そして「真怪」の研究によって宇宙絶対の秘密が悟得できるという。
う~ん素晴らしい。
これは見えちゃいけないものや、感じなくていいものをわかってしまう人には
よく解るだろうなぁ~w
さてさて、そんなチョー変わり者な円了さんw
なんと明治時代に個人で世界一周旅行を3回もおこなった人物!!!!
(その時代に個人ってアンタ・・・・・・・。すんごくない??)
いろいろな変わったものを世界各地で集めたりもしましたw
(アルマジロで作った入れ物や、ナメクジ、蛇などで作った煙草入れなどもwww)
きっと上記の煙草入れ達も、そうやって集められたものなのでしょうね!!
キセルなんかはカンボジア語の「クセル」 (管を意味する)
が訛ったものなんていわれるし
キセルの真ん中の竹の部分は羅宇 (ラウまたはラオ) ってんだけど
ラオの国 (ラオス)からきてるなんていうんで
たぶん煙草の世界史上、これらの道具は東南アジア方面から持ってきたのでしょうな~w
円了さん、貴重な物をどうもありがとう!!
おまけ
上記で紹介しました「中野区立歴史民俗資料館」
そこには、なんと樹齢500年以上のシイの木がドスンとございます!!!!
癒されるわ~www ありがとうシイの大木!!
根元に居座ってボーっとする怪しいおっさんでした(笑)
ではまた。