「ニューヨークのとけない魔法」シリーズの新刊。
「ニューヨークを探して」
著者の岡田光世さんが、ニューヨークでの経験をエッセイにしたもの。
おせっかいで、親切で、たまに冷たいけれど、温かい街。
私が感じたNYもまさにそんな感じ。
駅で大きな荷物を持ってうろうろしていたときには、「道分かる?」と聞いてくれて、
公衆電話を使おうとしてたら、「僕の携帯使う?」と言ってくれて、
でも、駅のチケット売り場のお兄さんは超適当でイスにふんぞり返っていて(もうイスが後ろに倒れそうなくらい)質問しても、一言二言しか返してくれないの。でも本当はいいひと。たぶん。
電車に乗ってれば、イスを譲る光景に何度も出会い(お年寄りだけではなく、女性にも)。なんだか冷たくてぶっきらぼうなのに、優しい街なのです。
そんな街でのエピソードがたくさん載っているエッセイ。
感動してうるうるしちゃいます。
その中で一番私の心を動かした言葉が、
「You have to be proactive.」
何かが起こるのを待ってそれに反応するのではなく、何かが起きるように自分が行動する、
という意味。
ニューヨークでは、深い孤独に陥りやすい。
見知らぬ人と友達になるのも簡単だけど、それと同じように、そうはならないのも簡単なこと。
これって、これからハワイ留学に行く私にも通ずること。
この経験を活かすも殺すも私次第。
I have to be proactive!!!:)
そして、いろんなことに挑戦するんだ!行動起こす!
ニューヨークを探して/大和書房
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