13:00ロックスマーケットへ行く。

曇り空で暑くもなく、寒くもなく、過ごしやすかった。今回はお天気運にも、めちゃくちゃ恵まれた旅程だった。


【ロックスマーケットとは?】

シドニー・ロックス地区で開催されるマーケットのこと。ロックス地区はイギリス人が最初に港を開いた歴史的な場所であり、昔ながらの建物が多く残る風情のある町並みが人気のスポット。シドニーでしか手に入れられないユニークな掘り出し物が見つけられる。ハンドメイドの石けんやアクセサリー、ライブで作ってくれるガラス細工にスプレーペインティング。コアラやカンガルーをモチーフにしたアイテムも多く取り扱われている。

毎週土曜日と日曜日の午前10時〜17時までサーキュラーキー駅から徒歩5分で行ける場所にて開催されている。
🔴行き方
サーキュラーキー駅から出て、シドニー現代美術館の方向に向かって歩き、Guylian Belgianというチョコレートカフェを目指して道を渡ると200以上のショップが軒を連ねている。


狭い階段を降りてゆく。その先にロックスマーケットが突如、出現する。テントを張っているので分かりやすい。




女性が好きそうな可愛い小物雑貨で溢れている。テンションが上がってジロジロ見る。
ここでいきなりロマンスグレーの髪の毛をした、エレガントな婦人から声をかけられる。
「あなた日本人?なんで今日は日本人が多いの?」
彼女もまた日本人のご婦人だった。
「ツアーで600人ほど来てるんです」と答える。
ロックス地区は、普段はそこまで日本人ばかりじゃないとのこと。ついでにロックスマーケットのことを教えてもらう。ここはまだほんの一角に過ぎないと。赤い屋根のテントを右手にして真っ直ぐ進むと、白い屋根のテントがある。白い屋根のテントからが本番。
「楽しんでね」と言われる。
「カッコいいですね」と返すと、彼女はマーケット近くのハントという帽子屋を営んでいるとのこと。寄りたかったが、時間切れで寄れなかった。また会いたい。
ご婦人に言われた通り進むと、また可愛い小物雑貨が見えてきた。


美しい歌声が聴こえてくる。歌姫がいた。


教わった通り白い屋根のテントが見えた。シドニー中の雑貨屋さんや飲食店などがズラリと軒を連ねる様は圧巻。日本で言うところの四天王寺骨董市の上位互換といった感じ。四天王寺骨董市が悪いワケではない。コチラは店名が全て明記されており、かなり組織立って整然と管理されている感じがした。



石鹸みたいにエグい色をしたキャンディー。


コチラは石鹸。



キッチンクロス4枚で20AUD(約2000円)。ジッと見ていると、店主から実際に水で濡らしたキッチンクロスを触れとジェスチャーで言われる。吸水性はバツグン。また、コレは掃除布巾としても使えるし、洗濯機で洗えるからすごく便利だと英語でプレゼンされた。かなり商売上手。今日はイイ天気だね。昨日は暑かった。ウォフ…とため息をつくほど、ホットだったとジェスチャーで伝えられる。
店主に「Are you from Japan?」と質問される。
「Yes. I'm Japanese.」と答えて「Thank you for your kind.(ご親切にありがとう)」と言う。
するとニッコリ笑って、彼から日本語で「ありがとう」と返された。きっと店には、日本人の客も多く来ると思われる。それからオーストラリア人は、大体の人が「ありがとう」を知っている気がする。「ありがとう」だけなら、他にも色んな人から言われた。





🔴ELEMENTAL
レモングラス・ラベンダー・ローズの3つの香りのサシェを1個10ドルで販売している。ロックスマーケットのメイン通りであるジョージストリートの近くで店を出している。
→今回は無かった。
🔴Christmas Never Ends (クリスマスは終わらないの意味)
年がら年中クリスマスアイテムを売っている。オーストラリアにしか生息しないワライカワセミやコアラ、カンガルーのオーナメントが人気。ロックスマーケットのメイン通りであるジョージストリートで出店している。ひとつ5AUD(約500円)〜
→今回は無かった。
🔴I LOVE JADDAN
そこらへんで売っている風景写真とはひと味違う個性的な絵や写真のハガキ屋さん
ロックスマーケットの入り口、プレイフェアストリートの店で出店している。
ひとつ3AUD(約300円)〜
→コアラの絵ハガキを購入。ひとつ5AUD(約500円)