娘の留学 〜行ってしまいました。お早いお帰りをお待ちしております。 | カイザーのブログ

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しばらくこのブログの更新が空いてしまいました。

 

昨年娘が大学に入ったことは記事にした記憶があります。

 

入学した娘が必ずしも満足できないことから、早々に留学を

計画し、この9月からアメリカに渡りました。

 

アメリカ合衆国の内向きの姿勢もあってこの時期に年端も

いかない娘を留学に送り出すことには心理的な抵抗感は

ずいぶんありました。

 

昨年秋に、娘に

アメリカに留学に行きたいけどいい?

と質問された時、即座に

いいよ

と答えてはいたのですが、親としては色々不安がいっぱいで。

 

Undergraduateで学べるアメリカのレベルは高くなくて

(せいぜい高校卒業レベル)、銃や麻薬が合法化されていて、

社会的にも分断と未成熟な国なので果たして10代の女の子が

思い描くような世界になるのか。

 

一方で、私も家内も大学時代にホームステイした経験もあり、

1980年代のアメリカということでそれは楽しいものでした。

 

1990年代に大学院へ留学した時も、唯一の超大国としての

アメリカの良き時代でもあり、色々なマイナス面を超える

大きなプラス面のある国だとは理解しています。

 

しかし、自分が行くのではなく娘が行くとなると、特に

精神的にもまだまだ幼い最近の日本の10代ということを

考えると、諸手を挙げて賛成とはいきません。親としての

葛藤もありました。

 

治安の良いオセアニアもあるよ、シンガポールはどう?

とか色々意見しましたが、本人は「アメリカに行きたい

とのこと。

 

私も思い返せば、ヨーロッパ志向の強かった両親と異なり、

ビジネス文化の香りの強くするアメリカに惹かれていたなぁ

と変なところで記憶が蘇ったり。

 

最終的には、若い世代の「夢」を大人の私たちが見守るなら

ともかく、妨げてはいけないという思いから後押しをした感じ

です。

 

大学を選び、応募し、住居/寮を選び、専攻科目を選び、と

この春〜夏は生活準備でも時間が過ぎていきました。一方で

20歳前に娘を手放すことになる父親の悲哀を感じたり。

(花嫁の父というのはこういう感じなのか...)

 

あとは本人が良き経験を積んできてくれればと願うのみです。

 

 

娘の搭乗機のテイクオフ

 

 

親の気も知らないで、本人は渡米生活満喫中。