順次アップしていきたいと思います。
(SONYのRAW現像ができるようになったので、
写真を差し替えます。)
しかしながら、実のところそれほど厳密に
比較撮影をした訳でもなく、また、それぞれ
のレンズの特徴が分かるほどの鑑賞眼も持って
いないので、自分自身の備忘録に羅列して
いきたいと思います。
まずは標準域50mm比較ということで、
カールツァイアス社製Sonnar F1.5と
Voigtlender社製Ultron 50mm F2と
現代のSONY製ツァイスFE55mm F1.8
との比較。
(色温度5000Kで若干マゼンタを加えたパラメータ
で統一して再現像しました。)
1. Carl Zeiss Sonnar 50mm F1.5
以下、(1)(2)はサイド光(タングステン)での描写。
(1)ゾナー50mm @F1.5(絞り開放)with α7-R
周辺光量落ちが見られますが、まずまず。
ピント面が非常に薄く、合焦するのが大変。
これも等倍で見るとボケています。
(2) ゾナー50mm @F2.8 with α-7R
開放から2段絞るとかなり周辺光量落ちは減ります。
ピント面も合焦しやすくなり、実用的になります。
以下(3)(4)はゾナー50mm F1.5の逆光での描写。カメラはα-7II。
(3) ゾナー50mm@F1.5(絞り開放)
フレアーが盛大に出て、コントラストは落ちます。
でも、こういうソフトフィルターを介したような
描写が欲しい場面なら、いいショットになりそう。
(4) ゾナー50mm @F2.8
一段絞るとかなり改善されます。
2. SONY 55mm F1.8(現代のレンズ)
比較のために現代のレンズの逆光での描写を。
(5)SONYツァイス@F1.8(絞り開放)
フレアーは全く生じておらず、オールドレンズとは
格段の差があります。色乗りもこってりしすぎるくらい。
3. Ultron 50mm F2.0
(6) Ultron 50mm F2 @F2.0
(6) 絞りF5.0
はい。
正直なところUltron F2とSonnar F1.5の差がよく
わかりません。
比較のために並べてみます。
左から、ゾナー@F2.8、Ultron @F2.0、ソニー@F1.8です。
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