右翼街宣活動について。 | 国憂い人のつれづれ日記

右翼街宣活動について。

 今日、WINSに馬券を買いに行った帰りに、2度も右翼の街宣車と遭遇した。軍歌を大音量で流しながら、勇ましい言葉で北朝鮮を非難し、経済制裁を主張していた。私は、いわゆる右翼といわれる方々と近い政治的考えを持っていると思っている。だが私ははっきり言って「右翼」というものに対して、好感を抱いてはいない。むしろ嫌悪を感じているくらいである。彼らは、本当に彼らが大音量で主張していることを真に考えているのかあやしいのではなかろうか。


 右翼すべてが嫌いと言うわけではない。代表がテレビに出演したりしている一水会などはそうではなかろうとは思うが、右翼であるということを利用し、相手を威圧しさまざまな名目で金品を得ようとするいわゆる「ゆすり、たかり」が右翼団体の真の目的で、右翼活動は実際に右翼として活動しているということを示威する宣伝程度としか思っていないだろう。現に右翼団体には暴力団の系統に属する団体は非常に多く、暴対法などで行動しにくくなったやくざが右翼団体というものを隠れみのにしているともいわれている。また、右翼団体メンバーには、在日韓国・朝鮮人が多かったりする。彼らが天皇を崇拝し、日本の国に対して愛国心を持っているとは到底考えられない。


 一昔前、日本皇民党による竹下ほめ殺し問題なんて言うのがあったが、それと右翼街宣活動は似ているように思われる。ほめ殺しは、竹下を誉めるような形をとりながら、実際はけなしているのである。右翼街宣は、愛国や再軍備を主張しているように見えて、実際は近所迷惑な大音量でうるさい雑音を垂れ流し、一般市民が右翼というものに対して悪い印象を持つように仕向けているのである。右翼は彼らの建前、本音は・・・・・・。つまるところ、右翼と思える連中は似非右翼であり、左翼の変形バージョンに過ぎないのである。


 真の右翼は大いに結構だと思うが、大半の似非右翼はとっとと消滅してもらいたいものである。私は右翼活動などをしようとは思っていないが、この国が一日も早く正しい姿に戻るよう日々願っている。ちなみに、馬券の方は外れた。大した額ではないが。