今年も、毎年恒例の北海道MOTORHOMEの旅を計画している。
6月末から10〜14日ほど、気軽に出発しようと思っていたところである。
今年で16歳となる我が愛犬チャー様も高齢であるため、もしかすると、これが最後の北の旅となるかもしれぬ――その思いもある。
本年の予定では、青森港からフェリーで函館に渡る計画であった。
青森までは自走で向かうつもりであり、ざっくり分けて考えれば、東京から青森までは以下の四つのルートがある。
【想定ルート】
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常磐道経由・太平洋沿いルート
いわき・仙台を経て、三陸沿岸を北上する太平洋側のコース。
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東北自動車道または国道4号線(奥州街道/東山道)ルート
内陸部をまっすぐ北上する本道で、最短・最速の古道。
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西会津街道・奥羽山脈西側縦断ルート
鹿沼から鬼怒川、西会津、米沢、山形、天童、横手を経由し北上。
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新潟経由・日本海沿岸ルート
長岡・酒田・秋田など、日本海側を巡る景観豊かな海ルート。
今年は少し捻りを加え、
まず西会津街道を北上し、米沢にて米沢牛の昼餉を楽しみ、そこから仙台へ出て、本場の牛タンを夕餉に味わう計画である。
その後、田沢湖にて一泊。
翌朝、世界最強の強酸温泉として知られる玉川温泉にて朝湯を浴び、夜のフェリーにて函館へ上陸――4泊目を函館で過ごす。
翌朝は函館朝市にて、海鮮丼に舌鼓を打つ予定まで立てていた。
しかしながら、先日の目の定期検診にて、右目に眼底出血の可能性が見られ、
造影剤を用いた精密検査を受けることとなった。検査日は7月2日である。
最悪の場合、出血が確認されれば、そのままレーザー手術が必要となる。
5年前の造影検査時に、私は身体が痒くなったことがあったらしく、前任の女医は検査に慎重であった。
しかし今回の主治医は、「抗アレルギー薬を服用した上で、やるべきだ」との判断を下し、検査が決定した。
とはいえ、病院は順天堂。ICUも備えており、万が一アナフィラキシーが出ても対応できるゆえ、さほど心配はしていない。
この旅は、検査の結果と、その後の手術の予定次第で決定されることになる。
もし、手術が2週間後などに延びるようであれば、
**「それならばその間に、行ってしまえ!」**という心積もりもある。
なお、噂話ではあるが、**「7月5日になにか大災害が起こる」**という話も耳にした。
真偽は不明ながら、少なくともその日ばかりは、都心部の地下には近づかぬ方が良いと、皆に伝えておきたい。
旅に出られるか否かは病院次第ではあるが、
いずれにせよ、私はこの旅を心より楽しみにしている。