この付近を散策してみた。

この劇場のある虹口区は列強による租界時代に日本による租界がされた場所。現在は下町となっている。
日本租界時代は、政情不安な中国国内よりむしろ治安が良かったため多くの中国人が流入し、驚異的な人口密度を誇った。

その面影からか、窓からみえるアパートの中には、3畳程度の部屋にドアのないトイレ、その隣で食事をしている人がいる。狭いアパートからそんな上海の住宅事情がかいまみえる。
今でも、上海は東京や北京より多くの人口を抱える大都市だ。
アパートの窓には防犯用の鉄格子があり、鳥籠のようだ。

20世紀初頭の中国は清の衰退から政情不安となり、これに上海も巻き込まれていく。そういった中で比較的治安の良かった租界地には人口が流入し、規制もゆるかったことから魔都とよばれる空前の繁栄をみた。
余談だが上海租界地には外難や田子坊があり、上海観光のハイライトである。