実話「殺されかけた話」・・最終話
「第六話」
最終章
事件がおきたのは、1月、、
まったく、主犯の 足取りが不明なまま、、
5月になろうとしていた。
相変わらず、、私は自衛(書けないけど・・合法的な)をしている
しか ほかなかった。
と、
ゴールデン・ウィーク中
突然、犯人逮捕の朗報が届く。
甲府で 大捕りもの、だったそう。
ピストルは、やっぱり、本物だった。
犯人2人が捕まり、、もう安心、、
早めに、出所されると怖いけど、、、。
これで、事件はすべて 終わりかと思えた。
ところが、
犯人逮捕、数日後、、
会社に電話が、、
「加害者○○の 親に依頼された弁護士です、、」
犯人の弁護士??
「はぁ、、なんの お話でしょ?」
聞けば、犯人(主犯)の親は お金持ちで、
「示談」をしたいのだという。
えっ「示談」、、強盗事件に示談なんてあんの??
どうゆうの それ?
聞くと、
「いや「許す」なんてことではないのです、、
罪を憎いんで人を憎まず、、的なことを
書いていただければ、、少しは裁判官の心象が
よくなるかと、、」
「ご両親にとっては、かわいい息子さんなんです、、
お願いいたします。 一筆書いていただければ
被害にあった お2人(私とツレ)に、1人
100万円づつ お支払させていただきます。」
へっ、、そんなのあるんだ、、
「では、ツレと相談してみます」
一存では決められない。
とんでもない、、と反対されるかもしれないし、、。
で、
ツレに相談、、こんな話があるけど、、
ツレ 「当然、もらいましょ」
あっ、、やっぱ商人ね、、。
数日後、、弁護士さんと
新宿「ワシントンホテル」の喫茶店で待ち合わせ、
少し、遅れて、、弁護士さん登場、、
会うなり、、申し訳なそうな顔をして、、
切り出した、、
「すいませ〰ん、、
実は加害者、、ご存知の通り、、殺人死体遺棄
で捕まったんですが、、
取り調べの途中で、
あと2人 殺していることが判明しまして、、
これは、あと何人 殺しているかもわかりません、、
こうなると、確実に、極刑です。
つまり、ご両親は、、もう示談しても
しょうがない、、意味がない、、と。
つきましては、せめて、2人が盗まれた
サイフの中身(現金)だけでも、お支払したいと、、。」
そ、それって、、プロです?? ゴルゴ13みたいな、、。
で、警察に申告してあった現金分のみ、、
ご返却いただいた。(丁寧語にするのは、ご両親のため)
これで、
今回の事件での被害額はゼロになった。
精神面を除いては、、
ツレの「ロレックス」も押収、、帰ってきていたし、
事件の日、車に積んでいた「現金」も
盗られていない。
あの日、、犯人が「601」号室を出て行ったあと、、、
なにが 起こっていたか、、
犯人は、2人で、車で待つ、もう一人のツレに
ニコニコしながら近づく、、
「すいません、上(部屋)で、お二人が呼んでますから、
来てください」
待機していた車は、セルシオ、、
我々 2人からの連絡がないため、完全に
あやしい、、
声をかけられ、、
セルシオ(レクサスだったかも)のパワーウインドを
3cmだけ開けた、、
ここがエライ、
セルシオのパワーウインド・スイッチ、、
押すとオートでウインドが全部 開いてしまう。
速攻のスイッチ、2度押しで
3cmの隙間でウインドを止めた。
「私は、2人から同時に指示がない限り、ここから
動けません」 アドリブである。
この3cmが運命の分かれ目であった。
刑事さんに教えてもらった。
後に、主犯の供述調書の中で、、
「この車のマドが あと数センチ下がっていたら、
拳銃を押し込んでいた」
と書かれていた、、という。
その後 犯人は、あれこれ、理由をつけて、
ツレを車から降ろそうとする。
だが、車のエンジンはかかり、運転手(ツレ)は、
ドライブ・レンジに入れている。
うまく、言わないと逃げられる。
しかし、主犯の堪忍袋が切れる、、
と、、同時に、、、
どやどやと駐車場に人が入ってくる。
どうやら、ないかのコンサートでも終わったようだ。
若い方の犯人が慌てて、「アニキ」=主犯の手を引っ張り、
逃げる。
主犯は、調書の中で、
「なんども戻ろうとした」・と書いている
「顔を見られた やつは 生かしておけねぇ、、」
第六話 完