相対性理論
一般的に時間の概念
は加速していると思われます。
一昔は会社の寿命は
約30年と言われていました。
その後は10年
そして今は5年
と言われる世の中です。
つまり技術革新が
様々な時間の流れを
圧縮しているわけで
会社の寿命も
さることながら
実は生活スタイルの
圧縮化が進んでいます。
それは自分が
小さかった時と比べれば
分かると思います。
ですから歴史を現在と
当てはめた時、その当時と
現在を当てはめるのは
その時間的加速性を
常に念頭に置かねばなりません。
そう考えた時
これから起きることを
考えるのは
前回、紹介している
大正、昭和初期の事象と
実は平安時代です。
794年~1185年までの
約400年を平安時代
と言います。最近では1192年の
鎌倉幕府開府が
もっと早く1185年には源頼朝が
全国に守護地頭を設置したのを
もって鎌倉幕府開府としている
ようです。
そして約400年の平安時代には
何が起きたかと言えば
さすがに400年の歳月があるだけに
自然災害や内乱が多数存在します。
その中で特徴的なのは
794年の平安遷都を行った
桓武天皇は実はもう一つ
大きな事業を行っております。
それは常備軍の廃止です。
実は平安時代とは正式には
軍隊がいなかった時代なのです。
⇒大正時代同様、
軍隊軽視の時代
その長い400年の間には
873年貞観大噴火
878年貞観地震(貞観大津波)
⇒三陸沖地震
887年仁和地震
⇒東海・東南海・南海連動型地震
1096年永長地震
⇒東海・東南海地震
1099年康和地震
⇒南海地震
様は
現在の軍隊軽視の世の中
(自衛隊軽視)
貴族一辺倒の政治
(官僚主義の政治)
民衆の疲弊と
民衆のマイナスオーラは
大災害として発生
(東日本大震災)
そこからさぶらうもの
として武士階級が台頭
鎌倉幕府の成立に
繋がります。
そもそも武士集団とは
中央から派遣された官僚が
その土地の有力者と混血し
その土地に溶け込むことで
その基盤と一体化し、
中央の権威と対峙する中で
武装化し、自らの権利を
保持しようとした集団です。
そう考えた時
これからの日本の
将来は真剣に考える
必要があると僕は思います。