方便 | 生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

311は深く心に大きな印を付けました。自分や家族、愛する人達を守るに自らが立ち上がるしかありません。歴史に学び、自然現象に感応し、危機に対する自分の感性を磨いて行く。これからの世の中は福沢諭吉がキーワード。自立自尊を、国に頼らず国を助ける精神を。

ユートピア (中公文庫)/トマス モア
¥800
Amazon.co.jp


嘘も方便と申しますけど


政治家の言動は即ち、国家を代表する


意志にも繋がります。



そもそも鳩山前首相は


本当にアメリカ海兵隊が沖縄に


いなくとも抑止力には変わりないと


本当に思っちゃったんでしょうか?



僕は仮にアメリカ軍が完全撤退したら


以前のフィリピンのようになってしまう


と思いますよ。



中国が押し寄せてきて


沖縄を半独立国家にして


条約を締結し、中国軍が


駐留する羽目になると思います。



だから仮に沖縄からアメリカが


いなくなったとしてもそれで終わりだ


という論法は本当にトマスモアの


ユートピアの世界です。



現実の国際情勢はそんなものでは


ありません。


アメリカとガチンコバトルをまだ


しなくないと思っている中国は


アメリカ軍が沖縄にいるうちは


まだ手を出しません。



ですから前から行っている通り


僕たち日本人は仮に


自主防衛の道を選択するならば


自己で兵器の開発や


国軍の増員、核兵器の開発


場合によっては空母の装備まで


考えなければいけないのです。



それを選択しないとしたら


現在の沖縄に基地を置くという


選択を続けるしかありません。



そして多大な負担を享受している


沖縄の人たちに対しては


国税の完全無税化をもって


その他の国民が負担する覚悟が


必要であり、沖縄の税金を


安くすることで世界中の金持ちを


集め、より安全な都市にする


のも選択肢だと思います。



つまり政治家の方便は


別に今に始まったわけではありませんが


ちゃんと着地点を考えて


落とし所を考えてやるべきです。



単純なうそで終わるような


センスのかけらもない言動は


やめて頂きたいものです。