近代史における
大きな流れのひとつには
国民皆兵による
国家総力戦と
やられたらやり返す
臥薪嘗胆を胸に復讐を誓う
所謂国家同士の復讐戦が
どうやら近代の特徴では
ないかと最近勝手に思っています。
そして日本やヨーロッパ
の主要国(イギリス、フランス、ドイツなど)
はどうやらこの近代の呪縛を
克服したのではないかと勝手に思っています。
ヨーロッパで言えば
フランスとドイツは
フランス革命の介入戦争まで遡って
ついこの間の第二次世界大戦まで
復讐戦を繰り返していました。
しかしあまりにも互いの被害が
甚大であったこと(第一次大戦)
第一次大戦後にドイツに科した
賠償金やラインラント占領等が
結果的に第二次世界大戦を
引き起こしたという反省からか
僕の勝手な想像ですが
どうやら仏独は精神的に和解した
と思っています。
一方、日本はどうでしょう?
現在の立場は敗戦国です。
復讐先はアメリカ、ロシアなど
ありますが、占領政策云々の点は
考慮されても、
日本全国の主要都市を空爆され、
広島と長崎に原爆を落とされ、
北方領土を掠め取られ
と散々ですが、
国民の意識の中に
果たして復讐すべきという
観念はないと思われます。
それはけっして
レイプされて黙っているとかではなく
もうさらに高次元の精神に
到達しているのかも知れません。
アメリカは日本の復讐を恐れて
様々な占領政策を行いました。
ですが我々日本人は
もともと戦争状態が異常で
平和な時代こそ当たり前という
桓武天皇以来の伝統があります。
(このとき、正規軍が廃止されました。)