菅直人は歴史に學べ②~情報戦を制したものが勝つ~ | 生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

311は深く心に大きな印を付けました。自分や家族、愛する人達を守るに自らが立ち上がるしかありません。歴史に学び、自然現象に感応し、危機に対する自分の感性を磨いて行く。これからの世の中は福沢諭吉がキーワード。自立自尊を、国に頼らず国を助ける精神を。

さて本日のお題は情報戦の話。

昨今の尖閣沖での衝突事件の映像を公開するかしないか

大多数の皆さんは映像を公開したほうが良いと思っているようです。


そもそも情報とは為政者が被支配者を自分の都合良いように

導くための道具です。それは現在も変わりません。


この件に関していえば、日本国民の世論を背景とし

各国の特に同じ問題を抱えている東南アジア諸国を味方

につける。そして同盟国であるアメリカとの

意思疎通を図る。さらに中国の危険性を世に明らかとする.

そんでもって中国国民の戦意喪失分断化

を図るというのが素人の僕が考え得る外交戦略ですけれど

皆さんは如何でしょうか?


このブログでは何度もご紹介している塩野七生さん

ローマ人の物語においてもっともその重要性を

認識していたと思われるのはユリウス・カエサルその人

だと思います。


ちなみにユリウス・カエサル

①ポエニ戦争でとても上手く機能した元老院体制が

 時代と合わなくなって機能不全に陥っていること

②これまでの改革者が反体制活動から始まって失敗

 していること
これらを考慮してローマ共和政では存在しなかった

終身独裁官に就任し、帝政へと道を開くのです。


そのカエサルがやったことはこれまで元老院が独占していた情報

民衆に提供したことでした。そのことは敵である元老院派

恣意的な情報戦を制することが可能となりました。

つまり国家の運営とは結局のところ世論を背景と

していることは今も昔も変わらないわけで、いかに

その力を活用するかが情報戦略なのです。


相手の意思を挫くためにも最初のカウンターパンチが

大切です。それが今回はビデオ映像の開示だと思うのですが。


<新訳>ガリア戦記/ユリウス・カエサル
¥2,100
Amazon.co.jp