今日は大晦日。
なので厳密には昨日のニュースということになりますが。
12月30日は年内の証券取引最終日であり、大納会と呼ばれます。
この大納会で、今年の大河ドラマ『青天を衝け』に登場した
あのお二人の俳優が、ゲストとして登場し、鐘を鳴らしました。
東京証券取引所は、主人公である渋沢栄一を演じた吉沢亮さん
大阪取引所は、五代友厚を演じたディーン・フジオカさん
渋沢栄一と五代友厚は
「東の渋沢、西の五代」と並び称されたとのことで、
明治期に日本経済の発展に大きな役割を果たした人物であることは
ドラマなどを通してご存知の方も多いことと思います。
しかもこの二人は、それぞれ、
東京株式取引所と大阪株式取引所の設立に深く関わった人物でもあるとか。
大河ドラマは、戦国時代か幕末期の侍が活躍する作品が多いため
どうしても戦争の要素が前面にきてしまいがちな中で、
『青天を衝け』は、経済発展を通して
日本を豊かで幸せな国にしていこうとするコンセプトのドラマだったので
とても良い作品だったと思います。
コロナ禍や東京オリンピック・パラリンピックの関係で
放映回数が少なくなってしまったのが惜しまれます。
そんな今年の大河ドラマにちなんで、この吉沢さんとフジオカさんが
東京と大阪の取引所で大納会の鐘を鳴らされたことは
とても興味深く、縁起の良いものを感じさせられて、
明るいニュースとなりましたね。
お金や経済というシステムの是非がどうかという話題はさておき、
日本の未来が、豊かで平和な、幸せなものとなりますように。
皆様、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。