2年ほど前から、那須どうぶつ王国のマヌルネコやスナネコの情報をフォローしています。
2年前の春、マヌルネコの夫婦に赤ちゃんが生まれ、
その多くは亡くなってしまいましたが、2匹だけ生き延びて育ち、
昨年春からは姉妹園である神戸どうぶつ王国に引っ越していました。
親猫はボル(♂)とポリー(♀)、子供はエル(♂)とアズ(♀)といい、
この4匹については、顔立ちで見分けられるほど可愛く思ってきました。
ボル(左)とポリー(右)
アズ(左)とエル(右)
エルくんとアズちゃんについては、一緒に生まれたきょうだいなので
近親交配を避けるため一緒に暮らすことはできず、
いずれはどちらかが婿入りか嫁入りのため
神戸を去ることになるのだろうと覚悟はしていましたが
いよいよその時がやって来ました。
エルくんが、名古屋にある東山動植物園へ、婿入りの形で引っ越すことになったのです。
東山動植物園には現在レフ(♂)とハニー(♀)という2匹のマヌルネコがいますが
エルくんと入れ替わりに、レフくんが神戸どうぶつ王国へ婿入りしてくるそうです。
まだ2歳足らずのエルくんにとって、
今年9歳になるハニーさんは大層姉さん女房な気はしますが
ハニーさんはひとりで過ごした年月が長かった上に、レフくんとの仲も今一つだったのかな?
なので、新しいお婿さんを迎えて幸せになって欲しいです。
少し前には、那須どうぶつ王国から、
ジャガーのルナ(♀)が沖縄こどもの国へお嫁入りするという移動もありました。
これら動物の移動は、希少動物を増やす「種の保存」の意義もあるそうなので
フォローしていた個体が散っていくのは寂しくもありますが、
それぞれの動物たちの健康と幸せを祈りつつ
できる範囲で温かく見守りたいと思います。
エルくん、アズちゃん、それぞれのパートナーと仲良くなって
幸せな人生を送ってね!