今日の、このニューストピックスが衝撃的。
餓死させられた14万羽の鶏 繰り返さないために出来ることは
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3997bd704cb6fc60cba9a9cbf025c4764239e8e
肉用鶏の話なので、いずれは命を取らなければならないとはいえ、
せめて飼育環境やと畜の方法を、考えて欲しいと思いますよね。
なるべく幸せな環境と、なるべく苦痛の少ないと畜方法を。
こうした話題に触れると、ベジタリアンやヴィーガンになりたくなります。
家族がマトリックスどっぷりな上、元々肉大好き野菜苦手な家人もいるので無理ですが。
そういう人とは逆に、私は生まれつき、肉や魚介類が苦手です。
殺すのが可哀想だからという理由ではなく、食感が生理的にNGで
幼い頃から、肉や魚介類を噛んで飲み込もうとすると、
それらが喉を通る際に強い吐き気が生じて、体が肉に抗いました。
でも肉や魚も生きるために必要だと教えられましたから、
ご飯と一緒に食べるとか、口やのどの壁になるべく肉や魚が触れないようにするなど
子供なりに必死で努力し、十数年かけて少しずつ食べられるようにしていきました。
食事前後の方には失礼ですが、この克服の歴史は
嘔吐反射との戦いでしたから、それはもう涙ぐましいものがありました。
なので今でも、お肉らしい立派な肉は苦手です。
逆に、果物や野菜、雑穀やナッツ類などは大好きです。
そのため本音では、ベジタリアンやヴィーガンになりたいです。
ただ、積極的なベジタリアンやヴィーガン推奨者というわけではありません。
日本人の平均身長の歴史的変遷をみると、
身長と肉食の有無は明らかに関連が見られます。
肉食が禁じられていた時代の日本人は現代よりずっと小柄でした。
ですから体ができ上がる20歳前後までと、妊娠・授乳中の女性は
肉食をしておいた方が良いのではないかと感じます。
あと近年は、フレイル予防のため
シニアにも肉食を勧める流れが大きく見られますね。
一方で、メタボリックシンドロームの予防や改善の観点からは、
ベジタリアン・ヴィーガンまたはそれに近い食生活が良いかもしれませんね。
スリムな体重と外見を保ち、血圧・血糖値・血中脂質を健康的な範囲に収めるには
植物性の食事主体でいくのが良さそうな印象を受けます。
動物性蛋白質を食べるとしても、肉よりも魚介類を主体にすると性格も変わるそうです。
怒りっぽい人が穏やかになるのだとか。昔の高名な料理研究家がおっしゃっていました。
https://president.jp/articles/-/25206
動物医療や農業漁業、特に畜産関係の世界では、
人間と比べて驚くほど生命が軽んじられ、死が深く関係してきます。
そして、これは決して目を背けてはならない事柄だと考えます。
これは、ヒトと動物の間に横たわる厳然たる差異や、
世界中の殆どの人が肉や魚を食べるという事実から、
これらの差が生じてきていることと思います。
だから、せめて生育環境や命を取る方法については考えていただきたい。
イベント後の世界になれば、現在と異なりベジタリアンになりやすくなるだろうかとか、
肉や魚を食べるとしても、食材をレプリケーターで用意することができ
動物や鳥などを屠殺する必要がなくなるだろうか、
早くそういう世の中が実現して欲しいな~と、今日もちょっと夢見てみました。