今回は新作情報ではなく、鑑賞。所見です。
今日見た映画は2000年公開の「アナザヘブン」。
“謎の猟奇連続殺人事件に挑む若き刑事の活躍を描くサスペンス・ホラー”という内容に惹かれて録画。中居正広主演の「模倣犯」のラストが残念だったのでそれに似た今作は期待して見てしまいました。
公開した時期も、珍しく覚えています。
予告も怖そうだけれど興味があったのですが、当時は9歳。小3です。
見せてもらえるわけもなく、親にも見たいとは言えませんでした。
そんなこともあってか、期待が高まるばかり。
ウィキペディアによると、PG12版とPG15版があり、前者は残酷な描写を暗くしてあり、後者はノーカットとのこと。
録画したのは後者のPG15版でした。
だからか、結構“残酷描写”はハッキリと見えます。
公開から13年経ってもネタバレにはなるので一応警告しますが、頭から脳をくり抜いた描写が結構よく映ります。
で。
ザックリ書くと、前半で猟奇殺人事件としての捜査が始まり、中盤から何か得体の知れないモノを探すようになり、後半では変態主人公と朝子のラブストーリーへと発展。
初めて見たので、まだこうとしか解釈出来ませんが。
「模倣犯」と同じく、自分の中では“?”な感じが残ってしまいました。
見終わってから妙にモヤモヤします。
こらはやっぱり原作を読んだ方が良いってことでしょうか。
「模倣犯」は原作を読んでいたのですが、三日坊主になってしまってそれっきり。
多分読まないと思いますが。
ちなみにドラマもありますが、今以上に当時はずぼらだったので毎週見ていたわけではありませんでした。なので覚えていません。
「白線流し」は見ていたんですけれど。
それでか、一時犯人となった木村役の柏原崇さん、見覚えがあるわけで。
良かった映画を他で挙げるなら、宮部みゆき原作の「理由」かな。
あれならまた見ても満足出来る。
今回の「アナザヘブン」が駄作とは言いません。
だってまだ初めて見たもので、一回目なので。
これで何度見ても理解出来ない場合は、自分に合わないだけと判断します。
しかし何かモヤモヤする。。