先日、新潟市の銀行主催の、マーク・サバ氏 ヴィオラリサイタルを聴きに行きました。
ピアノは黒岩航紀氏。
サバ氏はニューヨーク出身で初来日だそうです。初めての日本での演奏が新潟市てのも渋すぎる。
ヴィオラってソロで聴くのは初めてかも。ヴァイオリンより大きくて、ヴァイオリンがソプラノならヴィオラはアルトか、程度の知識しかない私。以下は、素人目線の感想です。
最初のバッハの無伴奏チェロ組曲第3番(ヴィオラ版)を聴いたところ、ヴァイオリンの繊細な高音からチェロのような落ち着いた音色までとても雄弁な楽器だと思いましたよ。
一番印象に残った曲は、清水研作作曲:ヴィオラとピアノのための「隅田川抄」(世界初演)、能の名作「隅田川」が原点とのこと。ヴィオラの悲痛な叫びとピアノの川の流れやお寺の鐘のような重い響き。不思議な感覚でした。
また聴きたい音色です。