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塾長です。
先日、中1生に部活動のポイントを2つ話しました。
◆ポイント①
上級生に遠慮しない
先日、明治大学ラグビー部の監督の記事を読みました。その中で驚いたのが、明治大学ラグビー部では昔からゲーム中に上級生に声をかける際、呼び捨てで行うというものでした。理由はさんづけをしていたら、その分、プレーの速度が落ちてしまうからだそうです。たしかにその通りです。チームの勝利を考えれば、グラウンドでプレーしている人が上級生に遠慮する必要はありませんし、健全な競争をして、チームのためになる人がプレーすべきです。「上級生だからレギュラー」という考えはおかしいと思います。
私自身、大学2年の時に上級生に遠慮してプレーをしていた後悔があります。春シーズンから試合に出してもらえるようになり、日体大戦ではタッチダウンも決め、自信をつけていたのですが、自分がエースレシーバーだ!1本目としてやっていくぞ!という強い思いをもって日々過ごしていたかというと残念ながらそうではありませんでした。いろいろな上級生から可愛がってもらい(つまり、期待の裏返しとして、しごかれるということです)、練習もたくさんさせてもらっていたのですが、心のどこかで同じパートの上級生に遠慮しているところがありました。今でもそのことを大きく後悔しています。自分の成長のチャンスを逃してしまったと。だからこそ、塾生に伝えたいのです。遠慮せずに、変な固定概念は捨てて、思いきりできるところまでやってもらいたいと。
応援しています!
◆ポイント②
自分のため<チームのため
(2011年秋 左端が塾長です)
私自身、28歳まで団体競技(高校野球、大学アメフト、海自ラグビー、社会人アメフト)ばかりやってきたのですが、本当の意味で団体競技をやっていなかったと大きな反省と後悔があります。それは、いつも「自分が上達して、自分が活躍して、その結果チームが勝利する」という考えを持ち続けていたことです。30代の時に約2年間大学アメフトのコーチを経験し、今、塾講師として教えることを仕事にしていくうちに、自分の未熟さに徐々に気づかされていきました。
団体競技において正しいのは、「チームが勝利する。そのために自分は何ができるのか?そのできることやチームから期待されていることを練習で上達させていく」ことです。つまり、自分のためではなく、チームのために動くということです。この思いをもってプレーしていれば、また全然違った学びもあったはずです。
塾生には私と同じような失敗をしてもらいたくないので、このことを今後も伝え続けていきたいと思います。