寒いですね~
手強いです、今年の寒波は。
でも天気予報を見る度に、
「北海道・東北・北陸とは比べればたいしたことないんだなぁ。」
と思い知らされます。
東京では、最近0℃~5℃ぐらいの日が多いです。
1月23日の夜に降った雪で、我が家の廻りも真っ白になりました。
↑1月24日 朝7:30頃の積雪状況
たかだか数cmですが、これだけの積雪でも都心部の交通は大混乱です。
鉄道は、最近では北関東や甲信越地方から乗り入れしている路線が多く、
利便性が良くなった一方良くも悪くも互いに影響を及ぼし合います。
道路では、雪道になれていないノーマルタイヤの車がほとんど。
スリップしないわけがありません。
そんな中、我が家の窓にもとうとう結露が発生しました。
その状況をまとめると、こうなります。
●湿度の高い日の朝の、寝室の窓廻り。
(寝室以外では、結露はありませんでした。)
↑滑り出し窓。
ガラスの外側の方は水滴、中央の方はうっすらと曇っています。
ガラスの外側に近いところのみ。レールにも水滴が付いています。
我が家の寝室6帖、WIC3帖の間には仕切がないので、実質9帖の空間です。
寝ている間に、2人合わせて400~500mlの汗をかきます。
その結果、寝室の湿度は他の部屋に比べ、高くなります。
今月乾燥注意報が出ていた時期の東京の平均湿度は約40%、
結露した日の東京の平均湿度は約80%でした。
(部屋の湿度は計測していません。)
加えて、このところの強烈な冷え込みで、窓廻りの温度が下がります。
ペアガラスサッシの性能の限界です。
まぁこの程度の結露は、許容範囲内といったところでしょうか。
浴室の鏡が必ず曇るのと同じ理屈。外が寒くて、
湿度が高い日で、湿度が高い部屋では、やむを得ないと思います。
サッシのレールに多少の結露の水滴が落ちる内は、心配無用です。
もっと結露を減らしたいのであれば、二重窓にしたり、
(喉が痛くなりそうだけど)除湿する必要があります。
ちなみに石油ストーブは、“結露促進剤”です。
燃焼しながら水を発散しています。
結論。
条件次第(特に、高い湿度)では、
断熱性能の高い家でも結露は起こります。
重要なのは、結露によって躯体の木を傷めないことです。
外張り断熱は、充填断熱より断熱性能が優れているとは限りません。
断熱性能は、厚さや施工精度に左右されますから。
充填断熱でも、十分な断熱性能は確保できます。
しかし、「躯体まで断熱材で包まれている」という点では、外張り断熱の方が
充填断熱よりも『躯体を劣化させにくい工法』であると言えます。