錦織くんとマレーの試合、昼からNHKで放送してました。
残念がら、ストレート負け。
しかし!
結果的には0-3のストレート負けかもしれませんが、
かなり競っていましたよ。
第1セットは、ほとんどがデュースにもつれ込む試合展開。
競り合いで一歩及ばなかった感じです。
第2セットも第3セットもブレイクしたのに、直後にブレイクバックされ、
常に苦しいゲーム展開でした。
ちまたでは「エアケイ」が必殺技のごとく言われていますけど、
テニスファン(の僕や妻)からすると違和感があります。
だって、ジャンプしてフォアを打ち込む時点では
ルーズボールが返ってきているのであって、
既にそのポイントはほぼ取れているんですから。
そんなの必殺技じゃないでしょ?
大事なのはその前の、相手を崩すためのショットを打てるかどうかです。
マレーは本当に崩れなかった。
甘いリターンがほとんどなかったんです。
それから、両手バックハンドで飛びながら打つ「エアケイ」は元々
“ジャックナイフ”と呼ばれていて、そこそこうまい人はみんな打てます。
(僕はできないけどね。片手バック派だし、そもそもそんなにうまくないし。)
今回、ストレート負けという結果だけを見れば「完敗」ですが、
試合内容で言えば「惜敗」だったと思います。
そのマレーが、まだ4大大会で勝ってないんだよなぁ。
勝負の世界は厳しいですね。
錦織くんは今回の全豪でランキングを上げるでしょうし、
チャンピオンになる日も近いでしょう。
これからが本当に楽しみです。