建築関係者が好む家 | In My Life■無印良品の家

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建築士の視点から見た「無印良品の家」(木の家)の紹介を中心に、
インテリア・音楽・食べ物・旅行・日々の出来事を自由に書いています。

無印良品の家 HP内の、『施工例のご紹介』

更新されていましたNEW


約36坪の、木の家です。

うちの1.5倍あるなぁ。うらやましい。


正直言って、驚きと共に嬉しくなりましたアップ

とても似た環境というか、同じ気持ちだったからです。



奥様が建築設計のお仕事をされているらしく(同業者)、

無印良品の家に対してのコメントを読んだら、

「そうそうビックリマークそうなんです!!

と思うことがたくさんありました。



緩やかな雰囲気。

心地良い空気感。

シンプルな空間の捉え方。

(そして、マニアックな美しい納まり。)


他社には真似できそうで真似できないことも同感でした。

前にも他の記事で書いたけど、“それっぽく”が限界です。


無理をして真似ようとすると、

某国の偽キャラクター勢揃いの遊園地みたいになります。


とにかく、とても共感できる施工例でした。


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家作りの最初期、まだ「無印良品の家」で建てることに

決定する前のこと。


旅行帰りにモデルハウス(熊谷店)に寄ったことがあるだけで、

見学会も説明会にも参加していない段階です。



本命は本命として、他社も検討するべきだと思い、

住宅展示場に足を運んでみました。


駅の近くに、「○○○住宅公園」という住宅展示場の集まった

場所があったんです。


大手HMはもちろん、CMをやるような中堅HMもあります。



ある1つを選んで、玄関まで行きました。




でも…




結局どこにも入りませんでした。


なんというか。

入口で爽やかな営業マンと少し話して嫌気がさしたというか。


対応が悪かったとか、そういった理由ではありません。

むしろ一生懸命説明してくれました。(まだ入口なのに。)



外観で一目でわかる豪華さ¥



値段を聞いたら6000万叫び



玄関から覗いただけで見える“アピール”の数々クラッカー


『うちはこんなにすごいぞ!』

『他社はこんな欠点がある!』

『さぁさぁうちで建ててくれ!』


実際こんな言葉は使っていなかったけれど、

少し話しただけでそんな空気がアリアリと感じらました。


なんとなくそれに興ざめしちゃったんですよねダウン

で「やっぱいいです」と入らずじまい。


「いやそれは…」と反論する手前で引き返してしまいました。

結局のところ、建てたい・住みたいと思えなかったんです。



どの家も精いっぱいのアピールが重かった。

学生の合コンにキメキメのスーツで臨むくらいがんばり過ぎで、

「私には合わないわハートブレイク」って思ったのだと思います。


なんで例えが女性側なんだろ…

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無印のモデルハウスは、有楽町・新宿・熊谷・松戸しか入った

ことがありませんが、家自体は言うまでもなく等身大だし、

どこの担当の方もとても自然体でした。

(最近リニューアルした有楽町は、豪華仕様になりました。)


それだけで選んだわけではもちろんないけれど、

第一印象がとても良かったのは事実です音譜


アンケートは勧められますが、断っても特に言われなかったし、

ゴリ押しする営業もいませんでした。




無印にしたって、担当者によっては強烈な営業をかける人も

もしかしたらいるかもしれません。


でもそんなことをしなくても、

飾られ過ぎておらず、心地良い空間を感じられること

で、建築関係者に自然と受け入れられているのだと思います。