「無印良品の家 」HP内の、『施工例のご紹介』が
更新されていました
約36坪の、木の家です。
うちの1.5倍あるなぁ。うらやましい。
正直言って、驚きと共に嬉しくなりました
とても似た環境というか、同じ気持ちだったからです。
奥様が建築設計のお仕事をされているらしく(同業者)、
無印良品の家に対してのコメントを読んだら、
「そうそうそうなんです
」
と思うことがたくさんありました。
緩やかな雰囲気。
心地良い空気感。
シンプルな空間の捉え方。
(そして、マニアックな美しい納まり。)
他社には真似できそうで真似できないことも同感でした。
前にも他の記事で書いたけど、“それっぽく”が限界です。
無理をして真似ようとすると、
某国の偽キャラクター勢揃いの遊園地みたいになります。
とにかく、とても共感できる施工例でした。
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家作りの最初期、まだ「無印良品の家」で建てることに
決定する前のこと。
旅行帰りにモデルハウス(熊谷店)に寄ったことがあるだけで、
見学会も説明会にも参加していない段階です。
本命は本命として、他社も検討するべきだと思い、
住宅展示場に足を運んでみました。
駅の近くに、「○○○住宅公園」という住宅展示場の集まった
場所があったんです。
大手HMはもちろん、CMをやるような中堅HMもあります。
ある1つを選んで、玄関まで行きました。
でも…
結局どこにも入りませんでした。
なんというか。
入口で爽やかな営業マンと少し話して嫌気がさしたというか。
対応が悪かったとか、そういった理由ではありません。
むしろ一生懸命説明してくれました。(まだ入口なのに。)
外観で一目でわかる豪華さ
値段を聞いたら6000万
玄関から覗いただけで見える“アピール”の数々
『うちはこんなにすごいぞ!』
『他社はこんな欠点がある!』
『さぁさぁうちで建ててくれ!』
実際こんな言葉は使っていなかったけれど、
少し話しただけでそんな空気がアリアリと感じらました。
なんとなくそれに興ざめしちゃったんですよね
で「やっぱいいです」と入らずじまい。
「いやそれは…」と反論する手前で引き返してしまいました。
結局のところ、建てたい・住みたいと思えなかったんです。
どの家も精いっぱいのアピールが重かった。
学生の合コンにキメキメのスーツで臨むくらいがんばり過ぎで、
「私には合わないわ」って思ったのだと思います。
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無印のモデルハウスは、有楽町・新宿・熊谷・松戸しか入った
ことがありませんが、家自体は言うまでもなく等身大だし、
どこの担当の方もとても自然体でした。
(最近リニューアルした有楽町は、豪華仕様になりました。)
それだけで選んだわけではもちろんないけれど、
第一印象がとても良かったのは事実です
アンケートは勧められますが、断っても特に言われなかったし、
ゴリ押しする営業もいませんでした。
無印にしたって、担当者によっては強烈な営業をかける人も
もしかしたらいるかもしれません。
でもそんなことをしなくても、
飾られ過ぎておらず、心地良い空間を感じられること
で、建築関係者に自然と受け入れられているのだと思います。