壊れにくい傘 | In My Life■無印良品の家

In My Life■無印良品の家

建築士の視点から見た「無印良品の家」(木の家)の紹介を中心に、
インテリア・音楽・食べ物・旅行・日々の出来事を自由に書いています。

台風15号、強烈でした雨

東京に一番近付いた夕方の時間帯は仕事中。


自社設計(自社ビルではありません)のSRC造なので、

いい加減な造りではないことは確かなのに、

窓を打ち付ける雨と風の音がものすごく、

気のせいか、ビルが風で揺れたような気がしました。



僕が会社を出たのは23時頃。


運転を見合わせていた電車のほとんどがその頃には

運行を開始しており、いつもより少し時間がかかっただけで、

大きな混乱やトラブルもなく帰宅することができました家



台風が過ぎ去った後の街の様子を見る限り、足立区では

取り立てて大きな被害があるようには見えませんでした。


いつもと違うのは、自販機のごみ箱、植木鉢、看板、自転車など

が倒れていることと…


歩道の隅に寄せられたビニール傘かさが大量に落ちていること。


最も普段と違う光景はこのビニ傘でした。

帰りに見ただけで20本は落ちていました。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


この現状ってどうなんでしょう?

確かに安いし、盗まれた時もショックも小さい。


でも、こんなにも「使い捨て」でいいのでしょうか。


風の強い雨の日が来る度に何千本だか何万本だかの傘が壊れ、

そして不燃ごみとして持ち帰るでもなく放置されます。


普段はポイ捨てなんてしないであろう大人までもが、壊れた

ビニ傘は特別に認められているかのように街中に捨てていきます。


路肩に集まった無残なビニ傘を見ると、

「傘の使い捨てってなんとかならないかなぁ」って毎回思うんです。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


さて、同じような思いの方にお勧めの傘がこちらです。

(急に通販番組っぽくなった。)

注文住宅の建て方■無印良品の家-サエラ
サエラ というお店の、エバーイオンという商品。

普通の傘と違うのは、持ち手のデザインだけではありません。


特徴1

細い骨が樹脂製でできており、強風時にひっくり返ってしまっても、

戻してそのまま使えるんです。


(通常の金属の骨だと、一度ひっくり返ってしまうと金属の部分は

二度と直らないですよね。)


特徴2

ビニールの部分を取り換えることができます。

先端のキャップをくるくると外して貼り替えるだけなので、

誰でも簡単に交換できます。


ビニールの予備を買っておいて、破損した時に取り換えるもよし。

単にデザインに飽きたりして、気分転換で取り換えてるのもよし。




とってもお勧めの傘です。

男性っぽいデザインのものが少ないのが難点です。


サエラショップの場所は、渋谷駅の近くです。

ハチ公口マルイ方面に徒歩5分程度ですが、裏道っぽい所で

わかりにくいので、場所はちゃんと調べていくと良いでしょう。



なお、ハンズでもこの傘を売っているのを見たことがあります。

でも、「ビニールの部分は交換できないし、ビニールの部分も売ってない

と店員さんに言われてしまいました。


結局調べてみたら、単に店員さんが知らないだけでした。

実際、ハンズにはビニール部分の換えも売っていませんでした。



乾電池やカイロが使い捨てから脱却しつつあるように、

傘もそうなればいいなぁと思っております。