7月31日の夜NHK0:00からの番組「今夜も生でさだまさし」を見ました。
この番組、さだまさしさんのトークが売りの生放送番組です。NHKらしさが少なく大変気に入ってるので、時間が合えば必ず見ています。
この番組内で、さだまさし氏が、NHK番組ではめずらしく政治的な発言を述べました
「改革などというモノは、半年や1年で出来るモノじゃない。永年の政治制度・社会習慣を変えて改革しようというのに、半年で結果を出せという人達(参議院選挙での有権者)を相手に改革をしなければいけない というのは大変だ」
「そんな短期間では本当の改革は出来ない。もう少し長い目で見るべきだ」
「町内会の役員でも同じことが言える。町内会に置き換えて考えてみてください」
との主旨の発言をしました。
NHKですから、この発言の間「意見は人それぞれです」とのフリップ(手書)を画面に表示しているのですが、NHKだけに大胆な(と思われる)発言をしていました。
確かにそれは言えます!
一般的には、その さだまさしさん の指摘は正しいと思います。
しかし、衆議院で300議席以上の1党における過去最大議席数を得ながら、及び腰で改革に手をつけ始めた民主党のお粗末さ・幼稚さなどは、初めて政権を担うこともあるでしょうが、目をおおうほどです。
そこに党首と幹事長の2枚看板による政治と金についての疑惑も持ち上がり余計に行き詰まってしまいました。それに、自民党約半世紀の政権による既得権益にしがみつく人・組織の反改革の逆流は並ではないと思います。
がしかし、本当の改革であればあるほど、改革への風当たりは強く、既得権益にすがりつく人達の抵抗は強いのは当たり前だし、それは最初から分かっていたことです。
政権交代後の民主党の政策実行状況をみると、せっかく与えられた史上最多の議席数を生かし切れていません。
なぜあの様な多くの議席を民主党に与えたのか・・・? その期待の大きさを思い出すべきです。
ここまで民主党は、政権獲得し改革を実行する難しさを嫌というほど思い知らされたでしょう。
さだまさし氏同様、この状態でも、それでも、私はまだ民主党支持者です。
高校授業料無料化、高速道路無料化への試み始め、子ども手当の実現(とりあえず半額)など政策実現された公約もあります。
厳しい論評はしますが、今選挙があれば、まだ民主党に入れます。
あと衆議院の残りの任期3年です。思い切って改革の鉈を振るって欲しいものです。
二大政党制の一翼・民主党に期待してます!
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