全国ソニーショップ9店舗、7月末に一斉閉店へ
7月14日、ソニーは東京、大阪など大都市圏を中心に全国9か所に設けている直営店「ソニーショップ・アビック」を今月末をめどに一斉に閉店することを明らかにしました。
「ソニーショップ・アビック」は解散とのことです。
ソニーの直営店戦略は、ハワード・ストリンガー会長兼社長がアップルの直営店舗「アップルストア」に対抗するために打ち出した販売戦略の一環でした。だが、運営会社の赤字体質が解消しないため、販売戦略を大きく見直すということらしいです。
ソニーショップは、ストリンガー会長兼社長の「ソニー製品を実際に手にとって体験できる店にして(ソニー製品の)優位性を誇示したい」との思い入れから、ネット販売などとは対称的に、顧客とのリアル対面販売をより重視し、ソニーファンの要望などに対する感度を高くする狙いもありました。
特に、東京・銀座ソニービル内にある店舗や、大阪日本橋の電器街・店舗などは、「国内最大級のソニー専門店」と称し、高品質なソニー製品を実際に手にして体感できる店舗作りを実現し、消費者の知名度も非常に高く評判は良かったのですが・・・・・・・
SONY は、一体どうしてしまったのでしょう。
当時、ハワード・ストリンガー氏が SONY の要職に就いたとき、大変昂揚し、その感想を述べたのを興味深く読みました。
「SONY のトップになれるなんて本当に信じられない事だ。アメリカでの SONY のブランド
価値は特別のモノがありこの SOONY のトップに付くことを誇りに思う」と頬を紅潮させて
述べたのを覚えています。
ストリンガー会長兼社長はあの手この手で経営復興を目指しているのでしょうが、アップルの好調な経営と比較して、日本国企業 SONY の状況は残念でなりません。
あ! そう言えば・・・
SONY は、もう日本の企業ではありませんでしたね。 失礼しました。 m(_ _)m
--------------------------------------
