5月26日、アメリカのコンピューターメーカー「アップル」の株式時価総額が、あの世界最大のコンピューターソフトメーカー「マイクロソフト」を21年ぶりに上回り、アメリカのIT業界でトップとなりました。
「アップル」の株式は、アメリカのナスダック市場で取り引きされていますが、26日、株価終値で244ドル11セントとなり、株価に発行済みの株式総数を掛け合わせた時価総額は2213億ドル、日本円に換算しておよそ19兆9000億円となりました。一方、これまで時価総額がIT業界で長年世界トップだったマイクロソフトは、株価が前の日より大きく値を下げたため、時価総額で「アップル」を2000億円下回り、この結果「アップル」が1989年以来、21年ぶりに「マイクロソフト」を上回り、IT業界で世界トップとなりました。
「アップル」は1990年代にパソコンの基本ソフト=OSをめぐる覇権争いで、「マイクロソフト」に敗れ、業績の低迷が続きましたが、2001年以降、携帯音楽プレーヤーの「iPod」や、携帯電話の「iPhone」それに、最近では、映画や電子書籍などさまざまなコンテンツに対応した端末「iPad」などインターネットとの接続を武器にした商品を続々発売!その売れ行きは好調で、株価の上昇が続いていました。
Steve Jobs氏はアップルの創始者でありながら、一時は「アップル」を追い出されたり、屈辱的な「マイクロソフト」から出資を受けたりしたときもありました。
そして1997年には、Dellの創業者であるMichael Dellは、「アップルは会社を清算して株主に金を返すべきだ」と発言していました。しかし、「アップル」はみごとに復活しました。
現在、Dellの企業価値は「アップル」の10分の1にすぎないとのことです。^^;
Steve Jobs氏は、ただ者ではないですね。 天才です!^^
「アップル」の快進撃は、この先まだまだ続くようです。
アップルコンピューターは下記URLです。
--------------------------------------
