大葉。

刺身のつまです。

 

約15年ほど前に、妻がこの大葉を束ねる内職をやっておりました。

 

作業は、

1.大きさを4つのサイズに分ける。

2.同じサイズの葉を、10枚集めて揃える。

3.輪ゴムで縛る。

4.10束できたら、それをパックに詰める。

作業の流れはこんな感じです。

これで、50円。(だったと思う。)

 

毎日、毎日、衣装ケースくらいの箱、2箱くらいの量をやっていました。

で、僕も手伝わされていました。汗

 

私が、夜9時頃帰宅して、ケースの中に葉が残っているのを見ると

「はぁ、今日もやらんといかんのか・・・」

などと思ったもんです。

 

で、大葉を束ねながら、

「大葉を束ねる自動機ってないのかな。」

「ないなら、考えてみるか。」

なんて、まったく行動を伴わないことを考えてました。

 

それから15年・・・

とうとう大葉の選別をする装置が開発されたそうです。

東日新聞の記事

http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&catego

北国新聞の記事

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20101107301.ht

この二つの記事から、装置の概要は下記のよう。

 

・ロボットが、葉の大きさを4段階に分ける。

・10枚重ねにして搬出する。

・輪ゴムをかけるのは、人手。

・選別能力は、1時間に6000枚(ってことは、60パック分出来るのね)

・販売価格は、3500~5500万円

 

 

装置が動いている様子を見てみたいな。と思いYouTubeで

探すも見つからず。残念。しょぼん

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大葉農家の方からは、内職の報酬以外に、いろんな農産物頂きました。

その節はありがとうございました。(15年も前の話ですけど。)