DXFを読み込んだ時に

オブジェクトが表示されるようにするには、


12:ビューの中心点X値(DCS)

22:ビューの中心点Y値(DCS)

40:ビューの高さ

41:ビューポート縦横比


の4つのグループコードを調整する必要があります。


結論を先に言いますが、

このコードだけでは表示位置を調整しきれない。


というか、ビューポート縦横比が、

AutoCADのウィンドウサイズ比を示すので、

保存したときと、読み込むときと同じウィンドウサイズ比でないと

再現されません。



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調査結果


1.図面範囲を、420x297で設定

2.420x297の四角形(A3サイズ)を作図する。

3.AutoCADウィンドウ最大化する。

4.図面範囲を表示する。

5.DXFファイルで保存する。

6.AutoCADウィンドウを最大化した状態で

  保存したDXFファイルを読み込む。


 四角形は、画面中心に画面いっぱいに表示されている。
CAD・CAD・Autocad-VPORT03-1最大化で読込



7.AutoCADのウィンドウを横長にして

 保存したDXFファイルを読み込む。


 四角形は、画面左隅に表示される。
CAD・CAD・Autocad-VPORT03-2横長で読込



8.AutoCADのウィンドウを縦長にして

 保存したDXFファイルを読み込む。


 四角形は、画面下に表示される。
CAD・CAD・Autocad-VPORT03-3縦長で読込
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このように、オブジェクトの表示は、

ウィンドウサイズに依存してしまいます。

よって、オブジェクトを必ず画面中心に

表示することは諦めてもよさそうです。


ただ、DXFファイルを読み込んだ時

全体が表示されると安心感がありますので、

全体は表示したいところ。


それを決定するのが、「ビューの高さ」となります。


これは、次。次ね・・・

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