生成したDXFファイルを
AutoCADで読み込んだ時、
表示類の設定がDXFファイルに入ってないので
オブジェクトが表示されません。
まぁ、AutoCADの[表示]メニュー、
[ズーム]-[オブジェクトの範囲]を実行すれば
表示されるのですが、
やはり、DXFファイルを読み込んだら
オブジェクトが表示されて欲しい!
そんな願いをかなえるのが
TABLES[テーブル]セクションの
VPORT[ビューポート]のパラメータ。
「EXCELからDXF」に、
ほい!っと簡単に入れようかと思ったのですが、
これが
これが
意外と簡単にいかない。いかなかった。
なので、VPORT[ビューポート]について
調査したいと思います。
この四角形(左下0,0 右上420、297)を
[オブジェクトの範囲]で表示したとき、
VPORTは下記のようになりました。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
0
VPORT <テーブルタイプ>
2
*ACTIVE <ビューの名前>
70
0 <標準フラグ値>
10
0.0 <ビューポート左下コーナーX値>
20
0.0 <ビューポート左下コーナーY値>
11
1.0 <ビューポート右上コーナーX値>
21
1.0 <ビューポート右上コーナーY値>
12
210.0 <ビューの中心点X値(DCS)>
22
148.49999999999989 <ビューの中心点Y値(DCS)>
13
0.0 <スナップの基点X値(DCS)>
23
0.0 <スナップの基点Y値(DCS)>
14
10.0 <XおよびY方向のスナップ間隔>
24
10.0 <スナップ間隔のY値>
15
10.0 <XおよびY方向のグリッド間隔>
25
10.0 <グリッド間隔のY値>
16
0.0 <目標点からの視線方向X値(WCS)>
26
0.0 <目標点からの視線方向Y値(WCS)>
36
1.0 <目標点からの視線方向Z値(WCS)>
17
0.0 <ビューの目標点のX値(WCS)>
27
0.0 <ビューの目標点のY値(WCS)>
37
0.0 <ビューの目標点のZ値(WCS)>
40
312.56841933861949 <ビューの高さ>※
41
1.9525547445255469 <ビューポート縦横比>※
42
50.0 <レンズ長>
43
0.0 <前方クリップ平面>
44
0.0 <後方クリップ平面>
50
0.0 <スナップ回転角度>
51
0.0 <ビューの傾斜角度>
71
0 <ビューモード(システム変数VIEWMODE)>
72
100 <円のサイド>
73
1 <Fast zoom setting>※
74
3 <UCSICON setting>※
75
0 <スナップ on/off>※
76
0 <グリッド on/off>※
77
0 <スナップスタイル>※
78
0 <Snap isopair>※
0
ENDTAB
※は、英語のDXFリファレンスより。
訳せなかったのはそのまんまで載せてます。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
意外と多いなパラメータ。
できれば必要でないところは省略したい。
いるところといえば、
グループコード、
12:ビューの中心点X値(DCS)
22:ビューの中心点Y値(DCS)
40:ビューの高さ
41:ビューポート縦横比
ってところだけだと思う。
(実際、DXF生成マクロでは、この4つのパラメータを調整した)
今日は現状把握まで。
次はいろいろ、いじくってみます。
DCSってなんだ??
Display Coordinate System=表示座標系。ってことみたい・・・