今回は、ヘッダーセクションを追加し、
図面範囲を指定してみます。
その時、AutoCADのバージョン情報が
なくても読み込めるか調査したいと思います。
まず、ヘッダーセクションを
AutoCAD図面データベースのバージョンを表す情報と
図面範囲を表す情報のみとします。
実際のヘッダーセクションです。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
0
SECTION
2
HEADER
9
$ACADVER
1
AC1009
9
$LIMMIN
10
0.0
20
0.0
9
$LIMMAX
10
420.0
20
297.0
0
ENDSEC
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
で、読み込んでみると
読み込むことができました。
読み込み後、オブジェクトも画面に表示されます。
(いいぞ~。)
次に、
先ほどのヘッダーセクションから、
AutoCADバージョン情報を削除します。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
0
SECTION
2
HEADER
9
$LIMMIN
10
0.0
20
0.0
9
$LIMMAX
10
420.0
20
297.0
0
ENDSEC
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
で、読み込んでみると
大丈夫です。読み込めました。
バージョン情報はなくてもいいみたいです。
ただ、やはりバージョン情報はあった方が
なんか安心できるので
DXF生成時は付けたいと思います。
4行だけですし。
それにしても、いままで
ヘッダーセクションに無駄に右往左往されてました。
テストに使用したDXFデータ
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0
SECTION
2
HEADER
9
$ACADVER
1
AC1009
9
$LIMMIN
10
0.0
20
0.0
9
$LIMMAX
10
420.0
20
297.0
0
ENDSEC
0
SECTION
2
ENTITIES
0
LINE
5
2B
8
0
10
221.3910637281723
20
119.49974038521719
30
0.0
11
275.85573304826931
21
159.66344130124281
31
0.0
0
ENDSEC
0
EOF
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─