穴の寸法表示ですが、直径寸法記入を引き出し線に
変更して表してみたいと思います。
クイック引出線記入を使う手もあるのですが、
寸法値は間違えたくないので
自動で記入したいためです。
まず、ISO-25を元にスタイルを新規作成。
新しいスタイル名を、「穴寸法(引出)」とします。
寸法スタイルISO-25だと、直径寸法記入は上図のようになる。
寸法値を水平にします。
[寸法値]タブ、[寸法値の位置合わせ]を、「常に水平」に変更。
水平になりました。
片側の寸法線は要らないので、
[寸法線と矢印]タブ、[矢印]領域の[1番目]を「なし」に変更。
これで、片側の矢印が消えました。
あとは、円の中の寸法線を消せばいいんだけど、
どこの設定を触ればいいのか分からない。
なので、オブジェクトプロパティ管理で
それらしいプロパティを探す。
いろいろやってみたら、
[フィット]の[寸法線強制記入]を「オン」から「オフ」に
変更すると消えた。
それに該当する寸法スタイル設定は、
フィットだから、[フィット]タブのどこかだろう。
該当しそうなのは、
[フィット]タブ、[微調整]の、
「常に寸法線を寸法補助線の内側に記入」かな。
このチェックを外してみる。
おっ、消えた
求める穴寸法表示が得られました
次に、円筒形への指示にも使ってみたいので、
寸法をコピーして使ってみる。
だけど、円の中心線が入ってしまう。
まだ、なんか設定が必要なのね。
で、中心線の設定らしい、
[寸法線と矢印]タブ、[円の中心マーク]、[タイプ]を、「なし」に変更
中心線が消えた。
これで穴の寸法表示ができます。
と思ったのですが、
「6キリ」と表してみようと思ったのですが
φ6の、「φ」を削除することが出来ません。
どうも「φ」は、直径寸法の一部のもよう・・・
う~ん、どうしよう。
寸法上書きすれば「6キリ」と表現できるのだけど、
せっかく自動で寸法値入れてるのになー。
なんだか、いまいち。
穴の寸法を引出線によって表す場合、
クイック引出線記入を使った方がいいのかな?
公差とかも入れてみたいので
まだまだ、いろいろ試す必要がありそうです。