CADオペレーターについて
ここ数年、「CAD」というキーワードが人気になっています。
異業種転職をする為、資格について調べたり、転職活動をしている人は
一度は目にしたことがあるかもしれません。
事実、求人サイトのフリーワード検索では、この「CAD」が常に上位に来ています。
次に、この「CAD」を使う職種名としては「CADオペレーター」または「CADオペレータ」と
呼ばれることが多いですが、そのほか「CADエンジニア」、「CADデザイナー」、
「CADトレーサー」といった表現も使われることがあります。
これからCAD業界で働く人にとって、基本的に「CADオペレーター」という表現が
最もよく聞く、また馴染みのある言葉になるかと思います。
さて、職種名がわかったところで次にCADを利用する業種です。
「CADオペレーター」というと、多くが建設業界を想像するかと思いますが
それ以外にもたくさんあります。
例えば、自動車、航空、船舶、家電、半導体、アパレルなど多岐にわたります。
もちろん建設業界といっても、いろんな分野の仕事が存在します。
ちょっと話しはずれますが、ある派遣サイトではCADオペレーターの求人数は
全体の2~3%となっています。(10000件中200~300件)
ここ1年で1.5倍の伸びを見せています。
個人的には今がピークでないかと思っておりますが、まだしばらく人気は
衰えないと感じております。
現在CADオペレーターの仕事は多くが派遣です。
CADオペレーター=派遣で充分
設計者or設計希望者(新卒、若手)=正社員
こういった図式がある一方、CADで正社員を探す方が多いのも現実。
理想と現実を知ってもらい、どうしたら正社員になれるかを
真剣に考えていきたい。
多くの人が気づいていないこと「CADはあくまでツールである」
今の時代「Excel」が使えて当たり前かと思いますが、設計者からすると
CADも使えて当たり前の世界。
このようなギモンを含め、業界で本当に求められていること、スクール選び、
独学での学習方法、就業後のアドバイスなど、このブログを見ることで
少しでもお役に立てれば幸甚です。
また、現在CADオペレーターをしている人の質の向上にも繋がればと思っております。