AutoCADの歴史
世界一有名なCADソフトウェアといえば、やはりAutoCAD(オートデスク社)でしょう。
利用者数は約700万人、(*1)サブスクリプション利用者数は約70万人
実際、建設系の求人を見ると本当にAutoCADの数は多いのです。
ゼネコンなんてほとんどAutoCADを導入しているもんだから、その関連企業も
AutoCADを使わざるをえない。
もちろん機械系でもありますが建設系には及びません。
しかし!!AutoCADは有名だけど奥が深く、人によっては使いづらいCADでもあります。
それはマウスで線を描くよりもコマンド入力でやったほうが早かったり、
レイアウト空間、外部参照といったものがあるから。
いや別にマウスで普通に書くだけでも良いのですが、それだとAutoCADを使いこなせない。
いこーるスピードが速くなりません。CADエンジニアがCAD遅いんじゃ話になりません。
(*1)サブスクリプションとは
年間契約の保守サービス
・アップデート製品の送付(最新バージョンの入手)
・Web サポート(インストール/初期設定/トラブル回避)
・E-learning (イーラーニング)
など
●AutoCADがヒットした理由
・カスタマイズ(LISP)が自由に出来たから
・開発当初から「DXF」に力を入れていたから(結果的に互換性があるから導入される)
【歴史】
1982/12 AutoCAD R1
1985/8 AutoCAD R5(AutoCAD2)
1986/1 AutoCAD R6(ADE-3)
/11 AutoCAD R7(ADE-3EX)
1987/9 AutoCAD R8(EX-Ⅱ)
/9 AutoCAD R9
1988/11 AutoCAD R10(EX-Ⅲ)
1990/12 AutoCAD R11(GX-5)
1992/9 AutoCAD R12(R12J)
1994/11 AutoCAD R13(R13J)
1994年 AutoCAD LT forWindowsR1
1995年 AutoCAD LT forWindowsR2
1997/5 AutoCAD R14
1996年 AutoCAD 95
1997年 AutoCAD 97
1998年 AutoCAD 98
1999/5 AutoCAD 2000
2000/9 AutoCAD 2000i
2001/9 AutoCAD 2002
2003/4 AutoCAD 2004
2004/3 AutoCAD 2005
2005/3 AutoCAD 2006
2006/3 AutoCAD 2007
2007/3 AutoCAD 2008
2008/3 AutoCAD 2009
2009/3 AutoCAD 2010
20010/3 AutoCAD 2011
20011/3 AutoCAD 2012
このCADはだいたい毎年新バージョンが出ていますね。
ここには書いてませんが「LT」も同時に発売しています。