2歳の子を育てる30代ワーキングマザーです。

 

前職のCADオペレーターの仕事(契約社員)を退職し、現在ゼネコンにて設計や技術開発の仕事(派遣社員)をしています。

 

就労形態としては非正規ではありますが、自分のスキルにマッチした仕事をしているため、転職前と比較し、より収入アップし、在宅勤務など融通をきかせながら働くことができています。

 

建設業界の経験は浅く、かつまだ小さい子どももいるということで転職は難しいと思っていましたが、「チャレンジする分には失うものはない!」と考え、年明けから転職活動を開始し、無事この4月から新しい職場で働くこととなりました。

 

ありがたいことに年収アップも実現できました。

 

今回はそんな私の転職体験や活用した転職エージェントについてご紹介させていただきます。

 

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  転職前のCADオペレーターの仕事内容と転職理由

 

建材メーカーで3年間ほど設計補助を行っていました。

 

主にAutoCADを使用し、施工図を確認しながら自社工場での製作用図面の作成や、ライノセラスを使用しての部材形状の検討や、他社3Dデータの確認作業などを行っていました。

 

転職理由としては、将来的に3Dのスキルをメインに高めていきたかったこと、スキルに対する収入に不満を感じていたためです。

 

また、事務職以外に女性は少なく、社員教育や携わる仕事内容の面で他の社員と差があり、スキルを高めたいと思ってもなかなか難しい環境であったことも理由の一つです。

 

  転職後は大手ゼネコンでCAD設計や技術開発の仕事

 

現在は大手ゼネコンにてライノセラスを使って、風や光などのシミュレーション用に対象建物のモデリング作業をしています。

 

その他技術開発系の業務として社外の企業とのやりとりをしています。

 

社内外でも海外の方とやりとりする機会が多く、以前からTOEICスコアアップのために学習を続けてきた英語スキルが役立っています。

 

基本はスタディサプリで徹底的にヒアリングスキルを身に付けました。

 

無理なく、隙間時間を使って勉強できたことがスキルアップの秘訣かなと思っています。

 

  CAD転職後の生活スタイルは在宅中心で年収もアップ

 

転職後は週の半分くらいは在宅しています。

 

通勤時間は以前より長くなってしまったのですが、出勤の際は時短勤務にしていただき、育児とのバランスをとりながら融通がきく職場で働くことができています。

 

会社的にも打合せはすべてオンラインのツールを使用しているので、気兼ねなく在宅勤務できています。

 

年収は60万ほどアップしました。

 

  CAD転職で使った転職エージェント

 

転職するにあたり2つの転職エージェントを利用しました。

 

一つはDODA、もう一つは建築転職です。

 

CADやBIMの転職で重要なのは、こういった転職エージェントや転職サイトに複数登録しておくことです。

 

セカンドオピニオン、サードオピニオンを得ながら自分に合った転職先を探すことができます。

 

登録は無料なので、失うものは何もありませんし。

 

Doda

 

全国展開かつ日本でも有数の求人数を誇るということで利用しました。

 

HPから会員登録すると、まずはエージェントとの面談を行うことになります。

 

ここでエージェントに転職先の希望、条件等を伝え、方向性を定めます。その後は随時求人紹介や適宜エージェントへの相談(オンライン面談やメール)を行いました。

 

Doda含めて私のような建築のCADオペレーターにおすすめの転職エージェントは以下の記事にまとめられていますので参考にしてみてください。

 

 

メリット

 

CMや広告でもお馴染みの大手企業の一つであるため、とにかくあらゆる業界、全国規模で求人数が多いのが特徴です。企業側からのスカウトも届きます。

 

転職活動を進める中で選択肢の幅が広げやすいと思います。

 

毎日求人の紹介がメールで届き、自分でもDODAのサイトからさまざま条件を設定しながら求人を検索できるので、希望条件に合致した求人に出会いやすいと感じました。また、担当エージェントからの非公開求人も紹介してもらえます。

 

専用アプリもあるので、面接の日程調整や履歴書などの必要書類作成をアプリ上で完結することができ、仕事をしながら転職活動するのには大変便利でした。

デメリット

担当者が転職希望業界に詳しいとは限らないので、業界の転職現況などの情報が手に入りにくい、相談してもあまり参考になる回答が得られないということもあり得ます。

私の場合は建築業界で3DやBIM関連の仕事を探していました。

しかし、その点の知見は担当者になく、欲しい情報を得るのに時間がかかったのが残念でした。

 

日本最大級の建築求人サイト「建築転職」

 

建築業界や3Dの技術に特化した求人を取り扱っているということで利用しました。

 

こちらもHPから会員登録後は、エージェントとの面談を行う等、DODAさんと同様の流れになります。なおこちらも面談はオンラインで行いました。

 

最終的に、こちらで紹介いただいた求人で採用が決まりました。

メリット

ここまで建築に特化した転職エージェントは珍しいです。

 

担当エージェントも業界に詳しい人が多いので、より密な相談が可能です。

 

また建築業界や3D技術に特化していることから、求人内容もよりコアで高単価なものが揃っています。

 

エージェントさんが紹介してくれる求人はDODAさんに比べると数は少ないものの、かなりスキルにマッチしたもの選出していただけます。

デメリット

正直あまりデメリットを感じませんでしたが、あえて挙げるとするとDODAさんのように専用アプリはないため、やりとりはメールが中心であるぐらいでしょうか。

 

建築転職の口コミについては以下の記事に詳しく書かれています。

 

 

 

 

  今後のキャリアアップのイメージ

 

私は3Dを業務で扱うこと軸にし、転職活動をしていました。

 

まだまだ建築業界での3D技術の普及は途中段階で、求人としても2DCADよりも多いわけではありませんでしたが、専門的なスキルがあることは、より高単価で働くことができるチャンスが多いなと感じました。

 

私は建設業界の経験は浅いですが、身につけてきた最新技術のスキル(3D)や語学スキル、その他技術開発系で現在就労している会社で求められていたスキルを持っていたことが転職につながりました。

 

正直、私のような経験も浅く、更に育児中の立場であることは転職時にマイナスな面が強かったですが、これまで培ってきたスキルのかけ合わせが大きな強みとなり、チャンスをつかむことができました。

 

建設業界もDXの時代、と昨今叫ばれていますが、BIMや、VRメタバースなどどんどんと新しい技術が生まれ、様々な面でこれまでの形態から変わろうとしている動きを肌で感じています。

 

私も特に3Dの技術を高めつつ、そんな時代の要請に関わっていけたらと考えています。

 

仕事に育児にと忙しい毎日ですが、勉強の時間も確保しつつスキルに磨きをかけ、働き続けていきたいと考えています。