今回ご紹介するのは建設コンサルタント会社の株式会社第一技研です。
株式会社第一技研は、プレストレストコンクリート橋梁技術のエキスパートで、1972年に設立され本社は大阪です。
実際に株式会社第一技研にCADオペレーターとして正社員で働いていた40代男性の方に、年収や待遇、社風についての評判を語っていただきます。
株式会社第一技研でのCADオペレーターの業務内容
大阪在住の41歳、男性です。
自分は高校卒業と同時に建設コンサルタントに就職しました。そこで6年間、CADオペレーターとして図面の作成、設計を担当しておりました。
当時、使用していたCADシステムはオートデスク社のAutoCADでした。
このCADは、3D図面も描ける画期的なシステムで、おかげで部品図を合わせて構造物をイメージすることができたので助かりました。
業務内容としては高速道路のコンクリート橋に関する図面作成が多かったです。
構造全体を把握するために必要な一般図、鉄筋配置を示す配筋図、数量積算を行うための数量計算書等を手掛けてきました。
株式会社第一技研でのCADオペレーターの待遇
給料は基本給140000円、能力給5000円、営業手当20000円でした。決して高い給料ではありませんでした。
しかし、社内評価制度がありましたので、意欲があれば年収アップも期待できました。
AutoCADのレイヤー表示、分割機能などを使えば、図面作成がかなりスムーズになり、生産性がアップしました。
その結果、月の売上を200万円を叩き出し、給料も売上の1/3をいただくまでになりました。向学心がる方にはチャンスがあると思います。
株式会社第一技研の社風
基本的にはパソコンと向き合う仕事ですので、静かな会社でした。
目標意識も高く、ストレスも多かったですが、とにかく、一時間あたりの生産力に注視していたので、皆緊張感を持って業務に携わっておりました。男女比は男性が多かったです。
株式会社第一技研の入社前後の変化
まずはパソコンスキルが上がります。自分は高校時代、パソコンに触れたことがありませんでしたが、3ヶ月もしないうちに自在に使いこなすことができました。
またCADは情報整理のためにレイヤーを多層使いますので、タスク管理能力も上がります。
他の職場に行っても、CADシステムがあればその力はいかんなく発揮されると思います。
また、図面を描くと言っても頭を使って、構造物の形がわからないと絶対に描けませんので、空間認識能力が鍛えられました。
株式会社第一技研に入社する人へのアドバイス
とにかく、モノづくりが好きで頭で形を思い浮かべながら描ける人はかなり向いています。
苦手であっても、操作を繰り返し、少しずつでも勉強できる方なら、未経験者でも楽しんでいけると思います。
会社によって待遇は違うと思いますが、学べることはたくさんあります。
クライアントの要望にどうすれば効率よく応えることができるか、考えるのも面白いです。気に入らなければ、自分で開業して外注業者としても働けます。まずは第一歩を踏み出していただいて、自分のスキルを磨いて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
CADは建築業界の仕事を進めるにあたって無くてはならないツールです。
CADを使って大きな建築物の3Dモデルや図面を作成し、社会に貢献したいと思う人にはダイナミックな仕事ができて向いていると思います。