サボテンマニア -13ページ目

サボテンマニア

これさえ読めば、きっとあなたもサボテンマニア!
※注 マニアになったからといって、特典などはございません…w

ようやく蝉の鳴く声が聴こえてきた。

遮ることなく突き刺さる陽射しが痛い。

グラウンドは、すっかり乾ききっていて、黄色の土の上には陽炎が立つ。



太陽が真上に差し掛かった頃、グラウンドに水撒きを始める少女がいた。

少しだけ伸びた髪を後ろで束ね、体育着を肩まで捲り上げている。

気の強そうな大きな瞳と、たまに見せる白い歯が、よく日に焼けた肌とのコントラストを際立たせている。



少女が持つ、緑色の長いホースの先から、放物線を描いて水がほとばしる。

水のアーチの下には、ホログラムのように薄い虹が浮かび上がっている。



「あちぃ~・・・

 でも、こうしていられるのも、あと僅かなんだなぁ。」



独り言を呟いていると、グラウンドの外から少女を呼ぶ声がする。



「タマ~!おはよ~!!」

「タマ!早いなぁ~!」



水撒き少女と同い年ぐらいの女の子達が叫んでいる。

どうやら少女は「タマ」と呼ばれているらしい。



「早くねぇ~よっ!あんたらも着替えて、グラウンド整備手伝ってよ~!」



呼びかけてきた子らに叫び返しながら、水を撒き続ける。

時計はそろそろ、12時を指そうとしていた。



「タマ~!練習は午後からにしようよ~!」



タマはため息を一つついて、水撒きをやめた。

最初に撒いた部分は、すでに乾き始めていた。





ここは都会からはかなり離れた、いわば田舎の中学校である。

地元の子は、小学校からずっと一緒で、公立高校も近辺には一つしかない。大多数の子らはそこへ進学するのが普通のことであった。



自然豊かで、世の中の時の流れとは、おおよそ無縁だと思われるようなこの町に、タマは生まれた。

経済的に決して余裕があるとは言えないが、のびのびとおおらかに育てられた。





部室でお弁当を食べながらキャッキャ言っている彼女達には、一見悩みなんてモノとは無縁に思えた。

確かに、大人達の言うそれとは意味も中身も違うだろうが、一人一人、それぞれ、大なり小なり抱えているものはある。



例えば、周りの子達の話を聞いてはいるけど、決して輪の中に入ろうとしないメガネの彼女は、都会の私立高に進学するべきか悩んでいる。



快活で話の輪の中心にいる、ベリーショートの彼女は、早くに父を失った。

家計を助ける為、早く働きに出ようかとの思いもあるが、今しか経験できない学生生活に未練が無いわけではない。



茶髪で少し派手めの彼女は、意中の男の子がいるが、中々告白するタイミングがなく、モヤモヤした日々を過ごしている・・・



・・・と、ここには、10数人の少女達がいるのだが、ささやかな事から将来に関わる重大なことまで、様々な悩みを抱えながら、毎日を精一杯生きている。





「そろそろ始めるよ!グラウンドに集合~!」

タマが呼びかけると、皆だるそうに部室を後にする。




3年生のタマ達にとって、最後の夏が始まった。







続きはこちら で!(8/1更新予定w)


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サボテンマニア

どうやら抽選で1,000名に限定ピグアイテムがもらえるらしいです。
まず当たらないだろうけど、投稿しないと抽選にさえ参加できないもんねw

リゲインも、あんま飲みたくないけど・・・w
今度見てみっかなw


久々のブログ記事が、こんなんでごめんなさいね(汗)
今度真面目に書きます。(←いつだよっ!w)



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ココをご覧の皆様、大変お久しゅうございます。

すっかりご無沙汰のサボテンです。


いや~、今日は震災から丁度一ヶ月という節目の日なのですが・・・

そんな日に、また大きな揺れが来ちゃいましたねぇ。

ホントさぁ、地震もういいよ!しつけぇっての。空気読めよ!



さてさて、震災のこととか、自分自身の震災後の近況など、色々ありますけれども。

とりあえず前回と前々回の写真記事についてだけ補足をさせてください。


4月2日に、兄とブラックバスを釣りに出かけたのですよ。

ただ釣りがしたいというだけではなく、兄が震災後の釣り場の状況等をレポートして提出する為でもありました。

この辺の事情は、またいつかお話するとして・・・

とにかく、試し釣りと現場状況を確かめる為に同行してきたのです。



『傷跡』と題した最初の記事中の写真は、千葉県~茨城県を走る国道356号線と、千葉県香取市佐原という場所です。


見ていただければお分かりかと思いますが、道路は工事箇所が多く、通行不可の所も多くありました。

そして、街中の写真。液状化現象で、地面はガタガタ。建物は傾き、電柱も全部傾いておりました。

川はこれまた液状化現象で、川底の砂が上がってきてしまってます。


正直、街並み全てが傾いていて、ドコと見ても地震の傷跡だらけ。

個人宅等は、お気の毒で、写真に撮るのも忍びなく・・・あえて撮らずに帰ってきました。



『傷跡2』と題した二つ目の記事は、茨城県の北浦付近と、潮来市日の出地区という、関東でも特に被害が大きかった場所です。

テレビでは、ディズニーランドもあることで有名な浦安市のことが大きく取り上げられがちですけど、この日の出も本当に酷い有り様でした。


街並み全体が歪んでるんですよ。

自分は真っ直ぐに立っているはずなのに、見える景色は斜めになっている?みたいな。

もちろんそれは地震のせいなのですけれども。それが分かっていても、酔ってしまいそうな感覚でした。



こうしてブログとして公に発信している以上、「幸いに」という言葉が相応しいかは微妙ですが。

僕自身と僕の家(埼玉県)と周りの人達は、地震による大きな被害はありませんでした。

しかし、写真にあるような場所へ行って、直接現場を見てしまうと、「ただ運が良かっただけ」だったと思います。


書きたいこととかまだあるのですが、一ヶ月経った今も、何から書いていいのか、何を書いていいのか、自分が何を言いたいのか・・・恥ずかしながら、自分自身よく判っていません。


最後に、こんなwebの片隅ですけれども。

震災によって亡くなられた方々に、心よりご冥福をお祈りいたします。

被災され、不自由な暮らしを余儀なくされている方々に、謹んでお見舞い申し上げます。

そして、被災地域で復興にご尽力くださっている方々に、深く感謝いたします。